拝啓。タモリさま。
3月31日、32年間お昼の定番だった番組がフィナーレを迎えました。
3月31日、32年間お昼の定番だった番組がフィナーレを迎えました。
衛星放送で「ねこタクシー」という映画を観ました。
昨年公開された作品で、主演はカンニング竹山という芸人さん。
もともと猫好きなボクなので、タイトルだけで録画しておいたのです。まったく予備知識なしに観たのですが、なんだかとても良い気持ちになれました。
主人公は、口下手、他人との付き合いが苦手な元教師のタクシー運転手さん。あるとき、ひょんなことから飼うことになった猫をタクシーに乗せたところ、乗客に喜ばれ、成績もあがる。
しかし、動物を営業の道具として使用するにはいろいろな資格が必要であったりと壁にぶつかる。
タクシーに乗っているときの、その猫は主人公とともいるタクシーがとても居心地が良さそうだったが、タクシーに乗れなくなりどんどん元気がなくなる。
一念発起、猛勉強のすえ資格取得した主人公とともに再びタクシーに乗り、そして死んでいく。主人公は、タクシーをやめて教師に復帰していくというストーリー。
自然体でいる猫ととのふれあいから、口下手で、他人との付き合いが苦手、がんばることを避け、いろいろなことから逃げてきた自分を見つめなおした主人公。
がんばらなければならない、ということではなく、がんばれない時間だってあっていいじゃないか、と思います。
弱さは悪ですか? 弱さを許さない社会は息苦しくないですか?
がんばれなくなったら、少しくらい回り道をしたらダメですか?
そんな甘いことで云々と言う方もあるでしょうけど、ボクはそういう意味でゆとりある、弱いときには支え合える社会の方が住みよい社会なんではないかと思います。
ねこタクシー、良かったら一度ご覧ください。
テレビでは新しいドラマが続々始まっていて、一応ひととおり見てみます。
しかし、ここ数年でおもしろかったなぁと印象に残ったドラマがあまりないですねぇ。
ボクが思うに、原因のひとつとして漫画が原作のものが大半だということではないかと思います。題材は悪くないんですが、どこか浅いんですよねぇ。
あとは、40も過ぎればハタチ前後の若手俳優さんやアイドルの演じるドラマに感情移入できなくなくなってきていることもあります(笑)。
さらに毎クールのように出ている俳優さんが多くて、真新しさがないなど。
何年かぶりに大河ドラマも見てみました。主演の福山さんはボクも好きなミュージシャンであり俳優さんですので少し期待していますよ。
しかし、大河ドラマもいわゆるNHK向きとか、大御所といわれる俳優さんではなく斬新なキャスティングをするようになりましたねぇ(苦笑)。
でも、大河ドラマって日本のお話でなきゃダメなんですかね? たとえば日本の俳優さんを使って「三国志」を1年やったらおもしろいだろうなぁとか思います。
戦国ネタに幕末ネタだけでよくもってるとは思いますが…。
春、そして秋のこの時期のテレビは改変期とあって特番ばかりになってきます。
ぶっちゃけ言うとつまらないものも多いのですが、この秋の特番で好きなのは「鳥人間コンテスト」と「SASUKE」ですねぇ。
鳥人間コンテストは、毎年夏の琵琶湖で開催されているもので自作の飛行機でどれだけ飛べるかを競うものです。
全国の工業系大学や社会人チームが出場するのですが、その努力の成果もさることながら、はやり人は飛ぶということに永遠の憧れを感じるものなのかなぁと思います。
さまざまな形の自作飛行機が大空を舞う。カタパルトから出てすぐ落ちるのもありますが、出場者も応援する人たちも真剣そのものです。翼を広げて自分たちの飛行機が飛ぶ、ロマンだなぁといったらボクもロマンチストでしょうか(笑)?
SASUKEは飛んだり登ったりぶら下がったりといアクロバティックなコースに、さまざまな種目のアスリートたちが挑戦するというもの。
アスリートだけでなく、漁師さん、消防士さん、ガソリンスタンドの店長さん、教育番組の体操のお兄さんとさまざまな人たちが毎回体力の限界に挑む姿は見ていて手に汗握りますね。
民放はくだらない番組ばかり、ご年配の方はよくそうおっしゃいますし、ボクもそう思うときもありますが、人が限界に挑む姿というのは理屈抜きで感動できるものですよね。
結果がどうダメであっても、ギリギリまで限界に挑むということは美しいし、その人は人としての大きさを感じます。結果オーライもよいですが、プロセスオーライが評価される価値観って大切だなぁ、と思います。
最近気に入って観ているテレビ番組に「秘密のケンミンSHOW」(毎週木曜21:00~よみうり系)というのがあります。
いやぁ、おもしろいですねぇ。この小さな国にある47都道府県の県民の習慣や言葉にはこれだけ多種多様さがあるものかと感心し、笑い、驚いています。しかし、中でも一番驚くのは、その多種多様さよりも、そこの県民もそれを当たり前だと信じ込んでいるということなんです。
たとえば、画像は今週放送で紹介された宮城県のお話ですが、宮城県では「とても」という言葉を「いきなり」と言い、それは宮城県だけだというと一様に驚いているんですね。これは、宮城に限ったことではないようです。
これも今週放送の話ですが、「きびだんご」というと多くの人は岡山県とイメージしますが、北海道にはまったく別物の「きびだんご」があるそうで、全国的にどうであろうと北海道でのきびだんごは平べったくて長細くて茶色いものなんだそうです。
不思議ですね。これだけ情報が氾濫し、テレビ、ネットでは標準語とやらが飛び交っているのに、宮城では「あ、標準語ではイキナリって使わないんだ」と思わず、北海道ではきびだんごは岡山というイメージがなされない。
東京に住んでいたときに、羽咋出身の後輩がいました。彼は東京に5、6年住んでいても能登弁(?)のままで、あるとき座敷の掛け軸を直していると「あ、そこ、かたがってますよ」と東京の職員に言いました。その職員は「え? かた・・・なんだって?」という反応で、それを横で見ていたボクは思わず噴出してしましました。
いや、べつにどちらがおかしいというのではなく、単純にそのやりとりがおもしろかったんですが、「かたがっている」はおそらく石川県内か、せいぜい北陸でしか通用しない方言で、東京の人はもちろん、他府県の人には通じない。そして北陸では「曲がっている」あるいは「歪んでいる」ということを、「かたがっている」と表現する差異の発見があった瞬間でした。
さぁ、差異の発見の次は、その差異をお互いに認め合う関係が開かれていくことです。それは人と人は差異のカタマリ同士であり、よく言う価値観が同じなどということはあり得ないことです。だからこそ、そこにお互いを理解しあう関係を開いていくことが人と人の交わりには不可欠なんだと思います。
おもしろい番組ですが、ただその差異を笑い飛ばすだけでなく、そこに「なるほど」という理解をもって観ることによってさまざまざ発見がありますよ、きっと。
<今週の予定>
2/9>午前~月忌・10:00~I家にてご移徙法要・午後~月忌・14:00~寺にてT家永代祠堂経法要
2/10>午前~月忌・10:30~I家にて3回忌法要・正午~T家葬儀
2/11>午前~月忌・10:30~N家にて49日法要・午後~月忌
2/12>午前~月忌・午後~寺務
2/13>休務日
2/14・15>午前~月忌・午後~寺務
昨日、愛息といっしょに久しぶりにレンタルビデオ屋さんに行きました。以前からいっしょに観よう! と約束していた映画「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」のDVDを借りてきたのです。
これは昨秋に劇場公開された作品で、最新の(たぶん)ウルトラマンメビウスと我々が幼いころに観ていたなつかしのウルトラ兄弟が競演するという豪華なものです。親子で楽しめるという狙いは言うまでもないのですが、しっかりその狙いにハマッたボクらです(笑)。
ウルトラ兄弟とは? ゾフィーを長兄に、初代ウルトラマン、ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマン(最近ではジャックと呼ぶらしい)、ウルトラマンエース、ウルトラマンタロウの6人で、ボクが幼稚園~小学生までに放送されていました。
今回は、そのうち初代とセブン、ジャック、エースに変身していた当時の役者さんたちも登場し、「あぁ、みんな老けたなぁ」と30年の時間を感じました。愛息も幼いころからビデオやDVDで観て、ほとんどのウルトラマンを知っているだけにいっしょになって、「おぉ! セブンや! アイスラッガ~~~!!」と大盛り上がりでした。
昔と同じように、「どんなときでも諦めない!」、ウルトラマンたちはそう語りかけていました。いつの時代も変わらぬヒーローたちの活躍にいくつになっても胸躍る、これって男だけでしょうかねぇ(笑)? ウルトラマン世代の皆さん、ぜひ親子で楽しんでください。子どもは、親がいっしょに楽しんでくれてることを感じると、とてもうれしそうに「パパ、おもしろかったねっ!!」と笑ってくれますよ。
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昨日の金沢は吹雪きでした。そんな中、クルマに乗って行ってきました「不都合な真実」!! 悪天候でスキスキの映画館でゆったり鑑賞できました♪ しかし、上映中にケイタイを鳴らす不届き者がいたのが残念です。
それはともかく、率直に言うと映画を見たというより、元アメリカ副大統領アル・ゴア先生の講義を聴講したという感じですね。冒頭の「一瞬だけ大統領になったゴアです」ていう自己紹介でツカミ(?)はオッケーでしたしね(笑)。
しかし、前にも言いましたが、人は都合の悪いものは見ないし、聞かないものだとあらためて痛感しました。これだけの地球の真実の姿を突きつけられて、それでも何も見ない、聞かないままでいいのか? という話です。温暖化によって氷がなくなっておぼれる北極グマの姿は、近い将来の人類の姿かもしれません。
映画という気がしなかったのも、ほとんどがゴア先生の各国での講演風景で構成され、合間にたとえば氷がどんどん崩れていく南極、雪がほとんどなくなったキリマンジャロ等の映像が入るという作りのためでしょう。でも、飽きないし、その各地の映像では驚きは必ずあります。できれば、それなりの予備知識(原著を読む等)というか、ある程度の字幕読解力があった方がより理解しやすいと思います。
詳しくは、まず「不都合な真実」公式サイト(下部参照)を見ていただきたい。うまくできたダイジェストがオープニングムービーになってるます。それを見ても、まだ・・・
楽な暮らしに身を任せ続けますか?
子どもや孫に苦労をさせたいですか?
そういう苦悩をし、実行しませんか?
地球温暖化は人のしわざです。それを不都合と感じるのはエゴです。エゴではなくエコに目覚めましょう。下記サイトには、そのため何をすべきかの10カ条が明記されています。
「不都合な真実」公式サイト→ http://
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