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歴史の見方

プロ野球の開幕も決まり、ボクの好きなプロレスも大きな大会が発表され、夏の高校野球も開催されることになったようです。

少しづつコロナ以前に戻る動きは明るいニュースですが、ウィルスが死滅したわけでないことを忘れるわけにはいきません。

引き続き用心しましょう。

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さて、例年であれば今ごろの金沢は百万石まつりというイベントが行われている時期です。

今年はコロナ渦により中止でホッとしています。

単純に交通渋滞による移動の困難さだけでなく、このまつり自体が疑問でしかないからです。

以前にも書きましたが、一向一揆により成立し100年続いた加賀の百姓の持ちたる国、それを亡ぼした織田信長の名代として金沢にやってきたのが織田GHQ総司令官=前田利家です。

その前田入城を奉賛する祭りが百万石まつりです。

例えるなら厚木市あたりで、マッカーサーが来日した日を祝して祭りをするようなものです。

その都市によって代表するような大名や歴史上の人物をシンボル化していますが、歴史はそんな名をはせた人物によって作られてきたわけではありません。

亡き前住職の遺作のあとがきに次のような言葉があります。

「歴史を変革と見ること、それは、人間が自分たちの歩みに意志的に関わることを意味する」と。

歴史学者であった前住職は、つねづね「頼朝や家康が歴史を作ったわけではない。彼らを世に出す力となったのは民衆の意志である」と言っていました。

そんな人物を村おこし、あるいは地域活性化に活用することはやむを得ないのかもしれませんが、あまりに無疑問的すぎて呆れることもしばしば。

金沢の人であれば、もう少し前田以前の歴史に目を向け前田時代を考察することが肝要かと思います。

世の中安穏なれ。

合掌

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