ここ数日の冷え込みは厳しいですね。
雪はたいしたことないものの、底冷えがします。
ご法事ラッシュにご葬儀が加わり、へとへとで終えた連休です。
ご法事後のお斎(おとき)の席でのこと。
「最近、お通夜に行っても読経だけでご法話をされないお坊さん、多くないですか?」
と、聞かれました。
ここ10年ほど前から、この質問をたまに受けますが、ボクも「なんで?」と聞きたくなります。
お弔いとは何か? から、仏法の入口に立ってくださる方々との大事なご縁を失していることに気づかないのでしょうか?
お寺の衰退、たびたびそう報じられていることに危機感はないのか? 法話をしないということは、自分で自分の首をしめているに等しいことだと思います。
もしも、皆さんのお手次寺のご住職が法話をされていなかったら、思い切って「ご法話お願いします」と言って良いと思います。
いのち、生きる、そして死、そんなお話を聞く大事なご縁、ボクは精一杯お勤めさせていただきます。
世の中安穏なれ。
合掌
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