猛暑の13日~16日のお盆期間を終え、顔と首筋と手先だけが日焼けする、いわゆる「墓焼け」状態です(笑)。
さて、このキリコ問題について、Facebookに金沢のお盆事情を書いたところ、全国の友人たちからいろんな意見をいただきました。
ある人は、「お墓参りに行ってすでにお仏華があったら、あぁ、誰か来たんやなぁて思うけど、別に誰が? とそんなに気にしないなぁ。金沢の人は、なんで? そんなにそこが気になるん?」と。
以前から書いているように、本来は献灯のための仏具であるキリコが、火を灯せない板型=偽キリコ化し、ただの名札となりました。
すると、早く墓に行って「自分が来た」ことを示すことがお盆の主目的になったがために何のためのお墓参りだろう? と、とても疑問です。
金沢市内にある曹洞宗の本山で、趣旨は違いますが、名札化したキリコなら廃止を議論しても良いのでは? と思うボクにとってはこれがひとつの風穴になるかも? と思いました。
営々とご先祖から受け継がれ、私までいただいた命の大切さを見つめる大事な仏縁たるのがお盆です。
名を残すことが目的になり、その大事な仏縁が見えなくなっているのなら板型キリコはなくした方が良いのでは? と思います。
ご意見ありましたらお寄せください。
合掌
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