あれだけ綺麗だった桜も、すっかり葉桜となりました。
今日は、平日ですがご法事をお勤めいたしました。
初めてお邪魔するお宅でしたが、とても和やかな時間をいただきました。
こういう場合、お内仏のお荘厳や作法のお話をさせていただきます。
ご法事につきもののお焼香の作法など。
以前にも書きましたが、お焼香の作法は宗派によって違いますので、ご自分のお宅の宗派の作法でしてください。
当派は浄土真宗の中の一派で、俗にお東さんと呼ばれますが、正式には「真宗大谷派」と言います。
東京にはまったく別宗派の浄土真宗東本願寺派という一派がありますので、お間違えなきように。
当派のお焼香の作法は以下の通りです。
(1)ご本尊に向かって一礼し、頭を上げます。
(2)お焼香は、いただかずに2回です。
(3)合掌します。
(4)合掌のまま一礼します。
(5)頭を上げ、合掌を解きます。
おぼえやすいと思いますが、いかがですか?
正式には、香盒(こうごう=お香の入った丸い容器)のフタを最初の人が開け、最後の方が閉めます。
さらには、お焼香後には次の方のために香盒の表面を平らにならします。
他宗派の仏事にお参りされる場合でも、ご自分の宗派の作法でお焼香してください。
今回はここまで(笑)。
合掌
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