寺報「大慈山(だいじざん)」新年号が完成し、昨日発送作業をしました。
今回は、来年の年忌案内を同封してありますので、該当するご門徒方にはご確認くださいますよう。
寺報はお寺とご門徒を繋ぐのが役割なので、いろいろな情報やお願いを書いています。
特に遠方ご門徒さんとはなかなかお会いすることも少なく、地域の違いなどから仏事の疑問などもあるのではないでしょうか。
年に何度かあるのは、首都圏在住ご門徒さんのお弔いについてです。
ほとんどのご門徒さんは、まず当寺にご一報くださいますが、中にはすべて済ませて49日にこちらで納骨したいとおっしゃるケースもあり困惑することがあります。
こちらからお通夜ご葬儀には行けずとも、ご法名をおつけさせていただくのが手次ぎ寺の大事な役目なのです。
また、現地でどこのお寺にお願いするかについて、現地の葬儀社にお任せする前にぜひとも当寺にお尋ねいただきたいのです。
というのも、浄土真宗、あるいは東本願寺のお寺であれば良いのでは? とお考えの方が少なからずいらっしゃいますが、そう単純なことでもないのです。
たとえば浅草に「東本願寺派」と称する旧東京別院があり、そこが東京の東本願寺だと思いがちですが、現在は完全な別宗派ですのでご注意いただきたいのです。
ですから、東本願寺という名に惑わされずに、ご自分でお探しになる場合も、葬儀社にお願いする場合でも「真宗大谷派」かどうかを必ずご確認ください。
わからない場合は当寺にお尋ねください。
また、練馬区谷原にある東本願寺・真宗会館にお尋ねください。
あとお布施に関しては葬儀社か現地のお寺さんにお尋ねいただきたいのですが、、金沢や地方都市の相場をお考えになると驚く場合もありますので、地域差が大きいことも考慮してください。
よろしくお願いいたします。
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