9月末から始まったご門徒宅報恩講も半分近くを終え、来月初旬までのご案内を出しました。
先月末の自坊報恩講を終えるとホッとしますが、緊張感よりも疲労感が蓄積していく感じになります。
それでも年に一度の報恩講とあって、「今年も会えた」と喜んでくださるご門徒さん方にお会いすると嬉しくなります。
一昨日の土曜日の午後には、能登宝達志水町の当寺ご門徒が3軒ある村へ行ってきました。
3軒のお宅のご主人が自宅だけでなく、3軒とも一緒に回ってくださいます。
秋晴れの下、その道すがらいろいろおしゃべりし、それぞれのお宅にお邪魔すると近くのご親族も集まっていてさらにおしゃべりも弾みます。
そして集まった皆さんと一緒に正信偈を唱和する昔ながらの報恩講の風景です。
高齢化や過疎化でこういう村も残り少なくなってきましたが、北陸の秋の原風景です。
まだまだハードな日程が続きますが、21日から始まるご本山報恩講、最終日28日は親鸞聖人の御正忌(祥月命日)にはお参りに上山したいと思います。
合掌
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