立秋を迎え、秋の始まりと言えども・・・暑さは厳しいですね。
なるべくしっかり食事をし、睡眠も取っていても身体のダルさは抜けません。
しんどいのは暑さのせいだ! と嘆いてみても、暑さがやわらぐわけもありません。
しかし、自分がしんどい、辛いのは他に原因や責任がある、思わずそう考えてしまうのは誰にでもあることです。
イギリスの国民投票しかり、神奈川県での事件しかり、毎日のように報道される大小さまざまな事件しかり。
日本のお隣の半島には、国を挙げてそう叫び続けている国さえあります。
かつて日本もそうでしたし、 大なり小なり誰にでもどこの国にもあったはずです。
そして、その主張を善=正義とし他を排除しようとしてきた歴史があります。
71年前の今頃、当時の天皇陛下は苦悩されていました。
いや、もっともっと前から苦悩し続けていたであろうと思います。
その苦悩され続けた姿を見て育ったであろう現陛下は、その苦悩の末にできた平和憲法を遵守されることを何よりも大事にしてこられました。
昨今の改憲の流れに、また父上のように苦悩されていることは想像にかたくないことと思われます。
右であれ、左であれ、何であれ、そんな天皇という存在を時には敬い、時には無視し、時には恫喝するように利用してきたその時代時代の為政者たち。
陛下でさえ、いや陛下だからしんどい思いをされている現代社会で、果たして本当に皆にとって明るい未来が見えるようになるにはどうすればよいのでしょうか?
考えましょう。
他人事とせずに。
ご縁に良い悪いもありません。
目の前にあるすべてをしっかり受け止め吟味しましょう。
そしてしゃべりましょう。
声をかけ合いましょう。
そこが大事だととても感じます。
合掌
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