今日、あるご門徒さんのご葬儀をお勤めいたしました。
故人は、しばらくお会いしていなかった方で、施設に入られていて、ここ2年ほどは闘病されていたとか。
数年前まで、お盆にはお墓参りにご来寺される姿を拝見していたと思っていましたが、意外と長い間お会いしていなかったようです。
例えば、毎月のお参りにお邪魔してたお宅の方が入院や施設に入られると、次にお会いするのはその方の訃報というケースは多くありますが、寂しいです。
ただ、これをご縁に次の世代の方との関係が開かれていく、つまりはご縁の繋がりをいただけることはありがたいことでもあります。
こういう繋がりの歴史がお念仏をご縁につづいてきた真宗の歴史なんですね。
亡き方をご縁にお念仏に出会っていく、その橋渡しもお寺の大事な役割なんだとあらためて感じさせられます。
今後ともよろしくお願いいたします。
合掌
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