月忌参りとは、ご門徒さん宅の毎月のご命日にお参りに行くことで、ボクの日々の基本法務です。
しかし、たまに忘れられます(苦笑)。
そういう場合は、こんなふうに毎月お渡ししている「同朋新聞」を置いてきて、「来ましたよ~!」という足跡を残してきます。
むろん、忘れていても在宅されているケースもあり、その場合は家の奥から「あーーーっ!」という叫びが聞かれたりもします(笑)。
ただ、今日の、この画像のお宅のご婦人ですが、ここ2~3か月ちょっとおかしいので心配しています。
忘れられていても、本当にうっかりしていた場合は良いのですが、その忘れ方が違うケースがたまにあります。
認知症の疑いがある場合です。
うまく言葉で説明できないのですが、どこかボンヤリしてて「あ、そうやったねぇ」と、普通のうっかりの場合の驚きみたいな感情がないのです。
普通の場合は、驚きや恥ずかしさなどの感情表現があって、その後にいろいろ言い訳をされることが多いのですが、どこか他人事のような反応なんですね。
そうかな? と思っても、それを本人はもちろんご家族にもなかなか言いづらいものなので、さて、どうしたものか? 杞憂であれば良いのだが・・・と。
ご年配者のご家族や周囲の方には、どうか気にかけて接してあげてくださいますよう。
合掌
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