今夜はお通夜でした。
久しぶりに多くの有縁の方々がご参集されていました。
人ひとりの一生は、無数の有縁によって成り立っています。
家族葬などという造語の流行は、その有縁を断ち切ってしまい、人ひとりの一生を狭く軽いものにしてしまいます。
今夜のようにひとりでも多くの有縁が集う場が本来のお弔いであろうと思います。
故人は仏さんと成り、有縁の方々にお別れと感謝と、そして「一寸先は闇の今を生かされてあるわが身」であることを身をもって教えてくだる場を設けてくださいました。
それがお弔い=お通夜およびご葬儀の場の在り方です。
合掌
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