気温が二桁の日が多くなり、全国あちらこちらから桜の開花の知らせが届くようになりました。
こちらでも「春やなぁ」と感じられた先日、たまに無性に食べたくなる京都ラーメンの代表格たるお店(金沢店)に行ってきました。
京都人のソウルフードともいうべき味に満足しつつ、そういえば「あれ? 先月、東京でも食べたっけ?」と思い出したり(苦笑)。
そうそう。食文化にも地方には地方の文化があるのですが、この受験シーズン中に親同伴の受験生が多いことがニュースで報じられていたことに、これは悪い意味での地方文化かも? と思いました。
というのも、これまでも書いてきましたが、地方都市の人々はあまりにもクルマ依存が強すぎて、子どもたちは学校、塾はもとより遊びに行くのも親のクルマによる送迎が当たり前になりすぎています。
そのため、中高生になっても電車(地方によっては電車そのものがないのはしょうがないですが)やバスにひとりで乗ったことのない子が多く存在します。
ですから、いざ県(都道府県)外へ受験に行くとなってもその方法も、さらには宿泊の手配も自分ではできない子がほとんどなのであろうことは想像できます。
ちなみに28年前に東京で大学受験したボクの場合ですが、今のようにネットのない時代でしたが、時刻表と全国ホテルガイドを手にJRのチケットや宿泊の手配を自分でしましたし、むろん往復もひとりで行ってきました。
さらには、進路が決定したあとのアパート探しもしかり。
それらにかかった費用は、さすがに親に出してもらい、相談にものってもらいましたが、基本的に自分で手配し行動することに疑問はありませんでした。
そりゃ30年近く前の話、そういわれればそうなんですけど(苦笑)。
可愛い子には旅をさせろという言葉がありますが、ある程度の旅はさせた方が良いのでは? と思います。
子の自立、つまり大人化は、親の子離れが先になくては成り立たないと思いますがいかがでしょうか?
合掌
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