昨日は東日本大震災から3年の日でした。
午後2時46分ごろ、当寺御堂にて仏説阿弥陀経を一巻拝読いたしました。
いまだに仮設住宅で生活されている方々、故郷へ帰りたくても帰れない方々などが数多くいらっしゃる現状に心が痛みます。
昨夜、あの震災直後にビートたけしさんが週刊誌に語った言葉の全文が、ネットにアップされていて読みました。
「こういう大変な時に一番大事なのは「想像力」じゃないかって思う~(略)~この震災を「2万人が死んだ一つの事件」と考えると、被害者のことをまったく理解できないんだよ」
「そこには「1人が死んだ事件が2万件あった」ってことなんだよ」
たけしさんの宗教観は存じませんが、とても想像力が豊かで説得力ある言葉を多く語られています。
ひとりの人間の死というものの重さは、身内の死によってでしか本当に認識できないのかもしれません。
だから「想像力」が必要だとおっしゃることに、深く同意します。
ぜひ、全文 (←ココをクリック)をお読みいただきたいものです。
合掌
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