いよいよ冬本番? というような荒れたお天気の毎日です。
相変わらず、雨やアラレ、ミゾレの降る薄暗い昼間でも、ライトオンしない(できない)想像力のないドライバーのクルマが多く、辟易しながら法務の日々です。
月忌参りは、主な日常の法務で、いろんなお宅にお邪魔させていただいておりますが、独居老人のお宅も多くおしゃべりが弾むお宅も多いです。
このお宅は、明治期に建てられた、いわゆる町家ですが、90歳に近いお婆ちゃんがおひとりで守っていらっしゃいます。
毎月、とてもご丁寧なおもてなしをしていただき、しっかりお参りされ、楽しくおしゃべりさせていただいています。
ご自分でお灯明を灯し、お線香を上げ、「お願いします」と深々とお辞儀され、こちらもしっかりお勤めさせていただこうという気持ちになります。
ボクの背後でお参りされながら、時折「なんまんだぶつ」と、お念仏の声が聴こえてきます。
阿弥陀経を読誦し終えると、「ありがとうございました」とまたお辞儀され、お茶とお菓子をだしてくださいます。
当たり前の月忌参りの風景ですが、ひとつひとつの所作に気持ちがこもっています。
本当にありがたいですね。
合掌
コメント
あたしは(家族)、浄土真宗ですが、「本願寺派(西本願寺派)」です。
大谷派と一番大きくちがうところはどこなのでしょうか。
教義も異なるのですか?
投稿: 鹿児島のタク | 2013年12月14日 (土) 03時44分
東西、大きく違うところですか?
教義そのものは、そう大きく違うとこはないと思います。
ご門徒さんにわかりやすい違いは、正信偈の節など、お経などのの読み方はまったく違いますね。お念仏も、東は「ナムアミダブツ」で、西は「ナモアミダンブ」とか。
わかりにくいところだと、お内仏のお荘厳や、僧侶のさまざな法衣、作法などがけっこう細かくちがったりしますよ。
投稿: Kei@住職 | 2013年12月15日 (日) 00時11分
私は、西だったので「ナモアミダンブ」だったのですね。
これ、不思議に思っていたのです。
「南無阿弥陀仏」…普通に読めば「ナムアミダブツ」ですものね。
どうもありがとうございました
投稿: 鹿児島のタク | 2013年12月19日 (木) 05時07分
お念仏や、お声明にも訛りがあるんですよねぇw
投稿: Kei@住職 | 2013年12月19日 (木) 22時26分