今日は、市内近郊のT町の総報恩講でした。
今は町でも、もともと農村だったところは村全体の報恩講の日が決まっていて、今でもその日に村中の家で報恩講がお勤まりになります。
このT町、当寺のご門徒は5軒ですが、他寺のご門徒にはそれぞれのお手次寺が回っているという状態です。
この画像の家は、この村一番の一族の総本家ですが、後継者が県外にいるため数年前に婆ちゃんが亡くなって以来、今は無人です。
いわゆる3階立ての庄屋さん屋敷で、20年ほど前に最後にお邪魔したときの記憶では、とても重厚で立派な仏間でおもてなししていただきました。
市なり、県なりの文化財として維持できないものかと、見るたんびに心配になります。
さて、実は今日は朝から、月忌参り~ご門徒宅報恩講~ご葬儀~ご法事~T町総報恩講~お通夜と、たくさんのご縁をいただいた1日でした。
疲労困憊。
明日もご葬儀ほか、駆け回る秋はまだまだ継続中です。
合掌
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