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「美談」に想う

10月とは思えない暑さが続き、一昨日、昨日のご法事でも滝の汗をかきました。


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ボクの日常ですが、平日はお勤めの方よりも在宅率は高く、テレビを観る時間も多いので、いろいろ思うことも多々あります。

先日の横浜市での踏切事故がいろいろ話題となっていますが、美談としての扱い方にどこか疑問符が浮かびます。

犠牲となられた方の、とっさに「助けなきゃ!!」という気持ちの純粋さには本当に頭が下がるとしか言えませんし、結果的に犠牲となられたことにはとても心が痛みます。

この方のご親族にしたらやりきれない思いでいっぱいなのではないかとも思います。

そして、この事件を安易に美談化することにある種の危惧も感じます。

特に今の首相が「勇気を讃える」という言葉が、彼のこれまでの言動からどうしても自己犠牲の美化という一面が垣間見えてしまう。

さらには、この美談化傾向に疑問を呈すことがタブー視されるような風潮が起こりつつあるとすれば、とても危険なことと思います。

極論すれば、戦争で命を失った息子を英雄と言われても、息子に生きて帰宅してほしかったというのが親として当然の心情であるように。

靖国の問題性というのは、実はここにあるんです。

中国や韓国が避難するからとか、A級戦犯が合祀されているからという以前の問題として、有無を言わせぬ死の美化と推奨という性格があるからです。

今回の事件からそこまで論じるのは飛躍かもしれませんが、現在の日本社会の風潮が、あらゆる面でとても安易に作られているように感じるがためです。

現状と目先だけお判断よりも、その先にはいったい何があるのか? どうなっていくのか? そんな想像力はとても必要であろうと思うからです。

合掌

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