降ったり止んだり、寒さは厳しいものの雪少なめの今冬。
今のところ。
わかりやすさは大事ですが、やってみることで感じられることがたくさんあるのになぁとも思います。
ある学生時代の友人に聞いた話。
「今の20代の子らって、海外旅行とかめんどくさいし、その国に興味あればテレビやネットで動画も見られて情報も得られるでしょ? とか言うねん」と。
みんながみんなではないでしょうが、便利すぎるのも考えものかと思いますね。
知らない国なら、行ってみて、現地の人々に触れてみて、匂いをかいでみてなどによって初めて理解できることが圧倒的にあります。
そういえば、とあるご門徒さんの言葉を思い出します。
「わしゃ、念仏の意味がわかってからでないと寺には行けん」と。
その方の家の仏間には多くの仏教書や入門書の類が置いてあります。
この方は70代ですが、海外へ行かずともと言う20代の子らとなんか共通するものを感じますねぇ。
まず、お寺に来てみませんか?
合掌する気にならなければしなくても良いです。
頭を下げる気にならなければ下げずとも良いです。
でも、まず、合掌し頭礼しお念仏を口にする周囲の方々の存在を感じていただきたいのです。
そして、気が向いたら同じことをしてみていただきたい。
何か感じるものがあるはずですよ。
だって、それがあなたの先祖代々が大事にしてきたものですから。
そして、わからないことは、なんでも聞いてください。
いっしょにやってみましょう。感じてみましょう。
合掌。

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