お寺の報恩講のお役目
今日は2か寺の報恩講に参勤させていただきました。
これは参り合いと呼ばれる習慣で、当寺の報恩講に参勤くださっているお寺さんの報恩講にはこちらも参勤させていただくということです。
むろんそれ以外にも、さまざまなご縁で参勤させていただくお寺もあります。
お寺の報恩講の式次第は大きく分けて、お逮夜(たいや)と結願日中(けちがんにっちゅう・またはご満座とも言う)とがあり、どこのお寺でもだいたい同じ流れです。
そして、そこに参集したお坊さん方にはそれぞれお役目が割り振られます。簡単に説明すると以下のような感じです。
登高座(日中にてご本尊前の台で立ったり座ったりし巻物を読む役)、お調声(正信偈などの最初、お念仏、和讃1首目などを発声する役)、2首目(和讃2首目の発声役)、3首目、4首目、5首目、6首目、結讃(けっさん・最後の和讃の発声役)など。
これは内陣のお役目で、他には外陣にて音の高さや速さを調整する助音方(じょいんかた)が数名いらっしゃいます。
だいたいこんな感じですが、このブログはご門徒さんにわかりやすく書いているので、ご僧侶方のツッコミはご遠慮願いますよ(苦笑)。
今日は、午前のC寺さんでは欠員が出たため急遽ボクに結讃が任され冷や汗をかきました。
午後のG寺さんでは、例年どおり登高座をさせていただき、ちょっとしたミスがありこれまた冷や汗でした(汗)。
明日も2か寺にお邪魔いたします。まだまだこの秋の間に10か寺ほど参勤させていただきますので、しっかりお勤めさせていただかねばと緊張感が続きます。
合掌
| 固定リンク
« 秋晴れ♪ | トップページ | あれ? 咲かない? »
コメント