春彼岸会~まだまだ寒し
昨日、春分の日は当寺にて春彼岸会をお勤めいたしました。
まだまだ寒さ厳しく、法要開始の1時間前からストーブをつけていても広い御堂内のこと、皆さんコートなどを膝にかけたりされていました。
それでも、およそ30数名のご参詣の方があり、熱心にお参り、ご聴聞されていました。
この春彼岸会は、昨年亡くなられた当寺ご門徒物故者追弔法要を兼ねてお勤めしており、そのご親族方にはご招待状を送付させていただいております。
そして、このご縁に初めてお寺にお越しにる方もいらっしゃることから、比較的わかりやすく真宗のこと、親鸞さんのこと、お内仏(仏壇)やお墓参りをする意味などをお話させていたいています。
親しき方を亡くし、悲しみ、後悔いろいろな想いが去来されたことでしょう。
でも、亡くなったその方は仏さんとなり、身をもって生かされてある私自身を、その生命の大切さを教えてくださってあります。
その教えをいただくために、お参りをするのです。
怒り、腹立ち、ねたみ、そねみ、貪る私。その罪深い私に気づき、その私を見つめ直す言葉がお念仏。
お念仏を申す者を、すべてお救いくださるのが阿弥陀さん。
南無阿弥陀仏。
季節変わりにつき、皆さまには、どうかご自愛くださいますよう。
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