ご葬儀にて
断続的な雪により、当寺のお向いではとうとう屋根の雪おろしをされていました。
そんな今日は、かほく市でご葬儀でした。
11月にお会いしたときにはお元気だったT家のお父さん。
先月、体調を崩し病院に行ったところ末期ガンだったとか。
明るく朗らかな方でした。いつも楽しく会話させていただいていました。
残念な想いです。
でも、そんな親しき方だからこそ、仏と成られた今、その仏の教えをしっかりといただくことがすなわちご供養となります。
私も必ず死ぬ。
それはいつかわからない。
親しき方は、そのことを身をもってボクらに教えてくださってあります。
だからこそ、生を実感できる今を精一杯、むだにすることなく生ききりなさいと。
なんども同じことを書いていますが、何度書いてもボク自身がそれをすぐに忘れて、今あるこの生をむだにしてしまいがちなのです。
亡き方をご縁として仏の教えを、ともに聞きましょう。
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