秋の夕暮れ
朝方の雨もようから一変、太陽が顔を出し、暖かな1日でした。
小学校から帰ってきた息子に「お風呂行くか?」と聞くと、「うん!」と元気に快諾してくれたので秋の夕暮れ、いつもの県道27号線を福光のぬく森の郷へ。
この月に1、2度の温泉行きがボクと息子の大事なコミュニケーションの場となっています。
家族のいるところではなかなか聞けないこと、話せないことなどなど。
今日は車中で松田亜世さんのCDを聴きながらのドライブです。
息子も先日、当寺での法話ライブを生で聴いていたので喜んで聴いていました。
松田さんが父親と通ったであろう銭湯を題材にした曲「ひろみ湯」を聴き、ボクと息子がかつて通った今はなき東山の東湯の思い出を語りました。
ようやく歩き始めたころから2年ほど前まで、やはり月に1、2度ほど浅野川沿いを散歩しながら通いました。
また「盂蘭盆会」という曲の一節
「僕らの親のそのまた親の 声も知らないそのまた親がいて」
「僕だけの僕じゃなく そう、君だけの君じゃない」
「例え生まれる時に一人でも 一人じゃない孤独じゃない」
を聴き、毎朝いっしょに正信偈を拝読している仏間にある写真のボクの祖父母の声を聞いたことないだろうけど、彼らがいてボクの父が生まれ、ボクが生まれ、お前が生まれたんやでと息子に話してやりました。
そんな会話を交わしつつ、温泉でゆっくり疲れきった膝を伸ばし、息子に肩をもんでもらい、背中の流しっこをして心身ともにリフレッシュできたひとときでした。
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