ハングリーであれ 愚かであれ
アップルコンピューターのスティーブ・ジョブズ氏が亡くなりました。
ハングリーであれ、愚かであれ
30代や40代のアーティストが斬新なものを生み出しても、社会に貢献できることはめったにない
方向を間違えたり、やりすぎたりしないようにするには、まず「本当は重要でもなんでもない」1000のことに「NO」と言う必要がある
仏教には「初心」という言葉があるそうです。初心をもっているのはすばらしいことです
毎日、今日が人生最後の日かもしれない、と考えるとすれば、いつか、必ずその考えが正しい日がくる
美しい女性を口説こうと思ったとき、ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい? そう思った時点で君の負けだ。ライバルが何をしようと関係ない。その女性が本当に何を望んでいるかを、見極めることが重要なんだ
などなど。
常に時代の先の先を見越していたような商品開発力の根底にある彼の思想が反映されています。
今の日本企業、いや日本人に足りない思想の多くがここにあるように思います。
あまりに目先の利益や状況に目を奪われがちでしょう。
アップル社の収益がダウンするとかしないとか、そんなことではなく、こういう思想を持つ人がこの世界に大きな影響力を持ち牽引していた事実を、そしてそんな人を失ったことをボクらは真摯に受け止めたいものです。
人間は考える葦である。
かのパスカルが生きていたら、今の人間を見てもそう言ってくれるだろうか? ボクらは問われているように思います。
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