坊守会にて
今日は、当寺にて組の坊守会がありました。
組(そ)とは、全国に30ある真宗大谷派の教区の中にある寺の組織のことです。
坊守とは、基本的に住職の配偶者がなる役で、坊舎(庫裡=くりとも言い、御堂以外の境内建物)の差配が職分です。
ちなみに住職は、もともと留守職(るすしき)と言い、御堂の留守を預り、いつご門徒さんがいらっしゃってもお参りができるよぅ取り仕切るのが本来の職分です。
とはいえ、現実の住職は月忌参り、ご法事などなどで1日中ずっと御堂にいるわけにはいきませんので、ご来寺にはあらかじめご一報いただけるとありがたいです。
ということで、坊守会は組内の各寺院を定期的に会処に開催され、おつとめをし、住職が小話をするという流れです。
いやぁ、なんだか小学校の参観日で発表するような緊張感でした(苦笑)。
今、お寺や坊さんに求められているものを感じ、考えていきましょうというような話をさせていただきました。
寺や僧侶なしのご葬儀の増加、ご法事をしない、などなどボクらを取り巻く状況は厳しくなりつつあります。
もっと開かれたお寺にということを、関係者が危機感をもって取り組んでいきたいものです。
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