悲しみには寄り添える
訃報を受けていろんなことを思い、感じます。
むろん、若いからどう、高齢だからどう、というつもりはなくとも、やはりお若い方の訃報を聞くのは辛いものです。
祖父母、ご両親、ご縁あった無数の方々の悲しみは計り知れません。
泣いてください。苦しんでください。
ただし、だれか必ず寄り添ってあげてください。
人の弱さは孤独によって倍加もすれば、ともにある存在によって軽減もできますし、なにより、ともに故人をご縁に絆が強まりもします。
身近な人の悲しみを共有できるのは、一番身近にいる家族です。
寄り添い、ともに悲しむことで、人の心は救われていきます。きっと。
仏さんと成った故人は、そんな人へ今を大事に生きてくださいと教えてくださっています。その教えをいただけるにも、やはり時間がかかるかもしれません。
でも、我々が何かをしてあげることよりも、仏さんと成った故人の教えを聞き、人の生きること、死ぬことを真剣に思うことが、仏さんへのなによりの返事になると思います。
合掌。
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