老いては子に従え?
今から22、3年前のこと。大学で一番の親友の父親が急死しました。
まだ52、3歳だったと記憶しています。
ボクらは、大学2年で20歳になったばかりでした。
だいぶお酒を呑んで帰宅し、入浴後に就寝したまま心臓発作(だったと思います)で帰らぬ人となったそうです。
なぜこんなエピソードを書いたかというと、昨夜の夕食時に門徒さんでやはり同じケースで亡くなった方がいたなぁという話が出たからです。
そこで、当寺の前住職、つまりボクの父親が晩酌をして就寝前に入浴する習慣であること、そういう習慣はご年配男性に多いという話をしました。
そして急死されるケースも多いんです。
父に入浴は夕食前にしたらどうか?と言ったところ、案外あっさり「そぉだなぁ。そぉするか」と言いました。
数年前に同じことを言ったときには、取り合ってもくれなかったのに。
老いては子に従えという言葉があります。全面的にこの言葉に賛成というわけではありませんが、いざこの言葉を目の前で実践されると、以外とうれしいものですね(苦笑)。
親を身体を心配しない子はありません。それが伝わったのかと思うとありがたいものです、本当に。
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