月忌参り
毎日ご門徒宅の報恩講を数件づつおつとめし、むろん月忌参りと兼ねるお宅や、どちらかだけのお宅などなどと駆け回っています。
そんな中で、たとえば50回忌を終え、それにあわせて月忌も終了(?)し行かなくなる家もあります。
50回忌を終えれば必ず月忌も終えなければならないわけではありませんし、実際に継続している家もあります。また33回忌などで終了する家もあります。
むろん、それで当寺とのご縁が切れるものではありません。
しかし、毎月お邪魔していたお宅に行かなくなるというのは、なんとも寂しいものです。
今日、そんなお宅がありました。「なんか寂しいですねぇ」と、その家のお母さんとおたがいに笑ってお話してきました。この家は、月忌がなくなっても毎年の報恩講はおつとめしますので、年に1度はまたお邪魔するんですけどね。
月忌には、あらたに増える場合があり、それは当寺ご門徒宅の分家さんや親戚でお手次寺が決まっていない場合で訃報があった場合などです。
さらには、これまでおじぃちゃんのご命日にお参りしていた家で、おばぁちゃんがお亡くなりになり、お参りする日をおばぁちゃんのご命日に変更する場合などもあります。
いろいろなご縁で、ボクの日常にはいろいろな変化があるんですよ。
さて、ご門徒宅報恩講もようやく90軒をかぞえ、あと150軒ほどです。まだまだ先は長いので、体調をくずさぬようがんばります。
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