再邂逅
Kajagoogoo(カジャグーグー)というイギリスのロックバンドをご存知でしょうか?
1982年に「Too Shy」でデビューし、UK(ユナイテッドキングダム=英国)チャートでいきなり1位と華々しく登場したバンドでした。
ちょうどFMラジオを聴くことが流行し、洋楽にどれだけ詳しいかがカッコいいかという時代でした(笑)。当時、中学生だったボクもヒマさえあればFMで洋楽をチェックし、ラジカセでカセットテープに録音するという日々でした。
同時期デビューのカルチャークラブやデュランデュランなども日本で大いにヒットしたものです。
そんな順風満帆なデビューと、その後のヒットにも恵まれたカジャでしたが、メインヴォーカルのリマール解雇(リマールがギャラを自分が半分と言い出したためらしい~その事実を知らされなかったファンから、ベースとヴォーカルを兼任したニックが不当な非難を浴びることとなった~リマールはその後に映画「ネヴァーエンディングストーリー」のテーマ曲を歌って大ヒットした)し軌道修正。
ボク個人的には、甘いリマールの声よりも太くて高いニックの声の方が好きで、リマール解雇後のアルバム「アイランズ」は名盤だと思ってます。
そんな、カジャとリマールが再びめぐり合うこととなったのは、2003年だがこのときは1夜限りであり、ニック、リマールともにわだかまりがありました。
しかし、2008年にはそんなわだかまりを超えて再結成宣言が出され、翌年にはアルバムが発表されました。
つい最近までそんな動きを知らなかったボクは、you tubeでその最新映像を見て驚喜しました。
だって、ともにやっていた時代の曲はもちろんですが、リマール不在時代の曲やネヴァーエンディングストーリーをリマールとニックが笑顔でいっしょに歌っているのですから。上の画像は現在の彼らですが、カッコよくトシを取っていると思いませんか?
ケンカのいいところは仲直りできるところ、そんな光景です。
そしてあらためて、リマール(ヴォーカル)、ニック(ベース&ヴォーカル&チャップマンスティック(ベースとギター両用楽器))、ジェズ(ドラム)、スティーヴ(ギター)、スチュワート(キーボード)、彼らの作り出す音の完成度の高さを感じました。
もちろん、青春時代に聴いた音への過剰評価といわれても結構です(笑)。久しぶりの音楽ネタでした。
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