ネットの悪いイメージ
ひきこもりの男性が家族を殺傷したというニュースがありました。
その原因は、インターネットを解約されたことに立腹したとのこと。
しかし、ひきこもりを20年続けていたこの男性と家族間では、以前からいろいろ揉め事があったらしいのです。
その主なものが、父親のカードを使用してのネットショッピングで数百万円の借金をつくったらしいのです。
まぁ、この事件そのものの問題性はひきこもらざるを得なかったこの男性についてであってインターネットではないのです。
インターネットは便利なものです。しかし、使い方を誤る危険性もあります。そこをまず押さえた上で言いたいのは、こういうニュースの扱われ方によって、ネットをしたことのない人のイメージがどんどん悪化していることです。
ご門徒の中には、パソコンを持っているのに「怖くてねぇ」とネットにつながずに使用している方がいます。
もったいないですよね。その危険性を認識し、正しい使い方をしていれば特に地方都市居住の方やお年寄りにはこれほど便利なものはないと思うんです。
ネットを使った犯罪は多い、でもそれは車を使った犯罪や包丁をつかったそれと同等かもしくはそれより低いのではないですか?
それでも車や包丁の普通の使用に疑問は持ちませんよね?
なんにでも危険性はつきものです。その危険性を認識し便利に使うことが大事なだけです。ネットの悪いイメージはその報道の仕方にも大きな責任があるように思いますがいかがですか?
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