お線香
これはお内仏で、皆さんが普段お使いになっているであろう香炉ですが、正式には土香炉(どごうろ)といいます。
他宗派の作法や、よくわからない方はこれにお線香を立ててお使いになっているかと思います。
当派において、お線香は立てませんと以前にも書いてきましたが、具体的にどのように使うのか? ですが…
←のように、一本のお線香を3分の1程度に折り、ゆっくりあぶって火をつけて寝かせます。
香炉の大きさにもよりますので、香炉がもっと小さい場合は4等分、あるいは5等分と応用してください。
ただし、最近出回っている煙の少ないお線香などは消えやすいのでゆっくりあぶった方がよいかと思います。
また、香炉の中にお線香の燃え残りや、ほかの燃えカスなどの異物があると消えやすいので、異物を取り除き、たまにかき混ぜて空気を含ませてあげてください。
そして、表面を平らにならしてあげてほしいのですが、上から押しつけて固めると逆効果となりますのでご注意ください。
たとえるなら、やわらかく清潔なベッドに寝かせてあげるようなものでしょうかね(笑)? おためしください。
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