季節がわり
御遠忌に向けての諸堂修復の最後となる築地塀の屋根修復が始まりました。
来週にはまたまた雪が降るという予想もあり、しばらく難航するかもしれませんね。
前回の最後に書いたY家のおじぃちゃんのご葬儀を今日つとめました。
ややお若いころのご遺影でしたが、あのやさしげな笑い声が聞こえてくるような笑顔でした。
ボクのとっての祖父は、母方はボクが生まれる遠いむかし、母が子どものころに亡くなっており、父方はボクが小学校3年生のときに亡くなっています。
そのとき、ボクは生まれてからずっと京都に住んでいて夏休みと冬休みに祖父と会ったわずかな思い出しかありません。
Y家のおじぃちゃんは、こんなおじぃちゃんだったらいいなぁというボクにとっては理想のおじぃちゃん像でした。
おそらく厳しさもあったのでしょうが、やさしい笑顔の印象的な方で、95歳というご高齢であっても人の話をちゃんと聞いてくださる方でした。
「人間を尊重するということは、人の話を最後までしっかり聞くということである」という安田理深先生のお言葉をあらためて思い出します。合掌
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