春の<報>ツアー終了
15日、16日、そして今日と3回にわたった春の越中<報恩講>ツアーも無事に終了しました。
各在所の皆さん、ありがとうございました。
砺波、南砺ともに年に1度の報恩講だとご丁寧に迎えていただきました。まだまだ信仰が息づく街だなぁと感じます。
今日お邪魔したとあるお宅では、5月の御遠忌でのお稚児さんのお申込みをいただきましたが、実は昨年親戚筋のお手次寺でお稚児さんをすませているとのこと。
どうしようかと思っていたところ、そのお宅の長男さんがやはりお手次寺のお稚児さんだから参加しようと言ってくれたというのです。
この長男さん、ボクと同じ年で何度かお会いしたことがありますが、なんだかその気持ちがとてもうれしく思いました。
大事にしなければならないこと、はずしてはいけないこと、それをちゃんと持っている人がいるんです。と同時に、そんな思いに応えるお寺でありたいし、住職でありたいと思います。
当寺は500年ほど前に、一時的にこの南砺の地に移転していたといわれます。この地方のご門徒さん方とは、そのときからの長い長いご縁です。金沢と南砺に離れて久しい現在でも、そんな長いご縁を大事してくださる方がいて、ボクたちも同じく大事にしていきたいとあらためて思いました。
本当にありがとうございました。
| 固定リンク
コメント