品格って何だろう?
冬季オリンピックが開幕し、雪上や氷上で熱戦が展開されています。
そんな中で、スノーボードの日本代表選手の服装についての議論が盛んですが、どんなもんでしょうか?
先の横綱引退に際しても言われた「品格」とは?
横綱に関しては、相撲界というごく狭い社会での絶対ルール的な感じがしますし、彼自身がそれを甘く考えていたこと、親方をはじめそれを戒め教える人が周囲にいなかったことが原因かと思います。
で、今回のスノボ選手の場合は? ボク的には、相反する思いが同居しています。
①オリンピックに国を代表して出る選手として、また国費から支給されている制服(?)だからそれなりに品格ある振る舞いをすべきであろうという考えがひとつ。
②もうひとつは、スノボならそのジャンルに合った自分なりの在り方やこだわりを追求するのはあってしかるべしという考え。
①は、おそらく正論でありごく一般的なものでしょう。
しかし、ボクの中にある②についてですが、これは大なり小なりだれの中にもあるかもしれません。というのは、ボクは20代のころバンドをやっていましたが、若き日の自分を思い返すと、という前提によってです。
ロックをする、ということは自分の中のロックを表現し、ロックンローラーたるために髪を伸ばし皮ジャンを着用する等をするわけです。そうすることによって自分の感性が研ぎ澄まされ、テンションがあがり、普段以上のパワーを得ることができるんです。
長髪に皮ジャンがロックンローラーの正装であれば、ドレッドヘアにシャツを出すスタイルが与えられた制服着用が義務である中でのスノボ選手の精一杯の正装だったんではないでしょうか?
ん~、うまく表現できてないかもしれませんが、ボク的にはそういう相反する思いが同居してて、複雑な感想なんですよねぇ(苦笑)。
みなさんのご意見、いかがですかね?
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