子との離別
享年71歳の男性です。実は、このお宅には90歳半ばのおじぃちゃんがご健在でいらっしゃいます。
大変失礼ながら訃報をお聞きしたとき、おじぃちゃんのお顔を思い浮かべましたが、聞けば息子さんだと。
本日のご葬儀の遺族席に、そのおじぃちゃんのお姿がありませんでした。心配です。
一寸先は闇であっても、子に先立たれた親の気持ちはいかほどのものでしょう。幼い子を亡くす場合はもちろんですが、すでに子にすべてを譲って任せたご老体には大変な心労であろうと思います。
どぉか、周囲の方々にはおじぃちゃんを気遣ってあげていただきたいものです。
そして、我々はともに仏さまと成られた亡き方の教えを聞き、阿弥陀さんに照らされてあるわが命のはかなさを、今を生かされてあるわが身をありのままいただきましょう。
合掌
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