残暑
9月に入り、夏休みも終わり、なんとなく静かです。例年並みの残暑という予報どおり、今日は暑い日でした。
セミもやっと声を大にして鳴いていました。しかし、暑い夏があってこそ秋にホッとするもので、暑い夏のなかった今年はなんだかおかしな気分です。
街に住む者は「楽な夏だった」と言いますが、農家では日照不足による不作で深刻な状態です。街に住む者にはこれから買い物するときの物価高に跳ね返ってくることでしょうね。
昔から雨が降れば桶屋が儲かると言い、社会とはさまざまなところで繋がっているもので、目先の楽さだけを感じる現代人にはそんな想像力が欠如しつつあるのかと思います。
便利でモノがあふれていると、目先の便利さとモノに惑わされ、その背景や先のことを考えなくなるもので、ボクが生きているのはボクだけの力だけでないということもわからなくなっています。
涼秋を迎えられるのは盛夏があってこそだということも、人が便利さを追求し続けた結果に起こった地球温暖化によってわからないものになってしまいましたね。
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