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親・子・孫に受け継ぐ姿勢

Dsc01839今日は市内のご門徒宅8軒で報恩講を勤めてきました。

その中のK家では、ボクが訪れるとお知らせしてあった14:00に息子さんのお嫁さんとそのお子さんが2人やってきました。

K家はじぃちゃんとばぁちゃんがふたり暮らしですが、クルマで5分ほどの場所に息子さん一家が住んでおり、そこには息子さん、その妻と3人の女の子(8歳、6歳、4歳)がいます。

今日はK家の報恩講だからと、お嫁さんは次女と三女を幼稚園から早引けさせてお参りさせようとやってきたのだと聞いて驚きました。

そして、正信偈を唱える間、じぃちゃん、ばぁちゃんといっしょに静かにお参りしていたのです。

お茶をいただきながらおしゃべりしていると、長女も小学校が終わればここへ来てお参りするのだといいます。

真宗門徒にとって報恩講は年間最大行事です。しかしながら、ここまで熱心に一家揃ってお参りしようという姿勢に感心しきりでした。思えば、このK家では毎年必ず可能な限り揃ってお参りされています。

ばぁちゃんは「ホンマによく出来た嫁さんで幸せやぁ」と笑顔で言っていました。このお嫁さんの表情や言動から、「しなければならない」という義務感はなく、「するべきもの」というその家の人間として当たり前だという姿勢を感じました。

「若いもんは仏壇なんか見向きもせんわ」と、さもそれが時代の流れだからしょうがないということを言う方は多いですが、若くてもこういう女性がいるということは、時代がどうであろうと守るべきものを大切にしようという強さを感じます。

この家で育った息子さんも、土日など仕事が休みであればお参りされますし、そうでなくても実家へ来れば必ずお内仏に手を合わすということです。

こういう姿勢こそが、お内仏を中心とした本来の真宗門徒の生活なんだなぁとボクもうれしくなりました。

じぃちゃん、ばぁちゃん、つまり両親のお参りする姿を見て育った息子さんと、きっと同じような家庭で育ったであろうお嫁さん、そしてそのふたりの姿勢を見て育っている3人もお嬢ちゃんたちも親、祖父母のような大人になっていくのだろうなぁと想像します。

時代の流れを是とし流されていくことほど楽なものはありません。でも、ご先祖代々受け継いできた大切なものを受け継いでいく姿勢こそが、本当の意味でご先祖を大事にするということなんではないでしょうか? それは、お墓の前に何千回お供えをすることよりも気高いことだと思います。

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