« 血統信仰という迷信 | トップページ | 秋の夕暮れ »

ようこそようこそ

Dsc00603今日は、U地区在所報恩講3日目でした。急に肌寒くなってきましたが、声を出し続けているとやはり汗がにじんできます。

そんな中で、たくさんの方に混じってF家のおばぁちゃんにも今年もご縁をいただけました。

このおばぁちゃん、ボクらの姿を見ると「あぁ~、ようこそようこそ!」と言って畳に頭がつかんばかりにお辞儀をして迎えてくれます。

その姿勢に、ボクらの方も深々とお辞儀をして応えます。「お元気でしたか?」と声をかけると「はい。90にもなってなんとか今年も報恩講さんに会えました。ありがとうありがとう」とふたたびお辞儀です。

かつてはこんなおばぁちゃんが多くいらっしゃいました。でも、最近はめっきり少なくなってしまい、ボクらはただ恐縮し、精一杯おつとめしようと思うのが精一杯です。

正信偈を読み終え、帰り際に「急に寒くなってきましたんで、風邪なんかひかいないでくださいね」と声をかけてあげると、おばぁちゃんは泣き出してしまいました。

「ありがとうありがとう。もったいないもったいない」と言いながら。そんなおばぁちゃんのお姿にボクは手を握ってあげることしかできませんでしたが、こちらこそ「ありがとう。もったいない」と言いたいくらいです。

毎年恒例の、とは言っても必ず会えるご縁とは限りません。このおばぁちゃんのお姿は、今年も会えたこのご縁に感謝する、報恩講を迎える真宗門徒の本当のお姿なのだと胸に響きます。

報恩講シーズンの始まりに、このおばぁちゃんとの出会えることが長いシーズンを勤める上でボクにとっても大事なご縁になってるんだなぁと感謝でいっぱいです。ありがとう、ようこそようこそ。

人気ブログランキング【ブログの殿堂】 にほんブログ村 哲学ブログへ にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 哲学ブログ 仏教へ

|

« 血統信仰という迷信 | トップページ | 秋の夕暮れ »

ご縁いろいろ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 血統信仰という迷信 | トップページ | 秋の夕暮れ »