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2008年9月

ようこそようこそ

Dsc00603今日は、U地区在所報恩講3日目でした。急に肌寒くなってきましたが、声を出し続けているとやはり汗がにじんできます。

そんな中で、たくさんの方に混じってF家のおばぁちゃんにも今年もご縁をいただけました。

このおばぁちゃん、ボクらの姿を見ると「あぁ~、ようこそようこそ!」と言って畳に頭がつかんばかりにお辞儀をして迎えてくれます。

その姿勢に、ボクらの方も深々とお辞儀をして応えます。「お元気でしたか?」と声をかけると「はい。90にもなってなんとか今年も報恩講さんに会えました。ありがとうありがとう」とふたたびお辞儀です。

かつてはこんなおばぁちゃんが多くいらっしゃいました。でも、最近はめっきり少なくなってしまい、ボクらはただ恐縮し、精一杯おつとめしようと思うのが精一杯です。

正信偈を読み終え、帰り際に「急に寒くなってきましたんで、風邪なんかひかいないでくださいね」と声をかけてあげると、おばぁちゃんは泣き出してしまいました。

「ありがとうありがとう。もったいないもったいない」と言いながら。そんなおばぁちゃんのお姿にボクは手を握ってあげることしかできませんでしたが、こちらこそ「ありがとう。もったいない」と言いたいくらいです。

毎年恒例の、とは言っても必ず会えるご縁とは限りません。このおばぁちゃんのお姿は、今年も会えたこのご縁に感謝する、報恩講を迎える真宗門徒の本当のお姿なのだと胸に響きます。

報恩講シーズンの始まりに、このおばぁちゃんとの出会えることが長いシーズンを勤める上でボクにとっても大事なご縁になってるんだなぁと感謝でいっぱいです。ありがとう、ようこそようこそ。

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血統信仰という迷信

2008091300000017maipsociview0009月15日に地元新聞に当寺御堂が紹介されて以来、お参りに行く先々で「見ましたよ」というありがたいお声をいただきます。

ご門徒でも土蔵づくりの御堂と知らない方々もいて、知っていただけたことは意義深いなぁと感謝しています。

ただ、ちょっと困惑というか、返答に困るのは前田利家の孫で宇喜田秀家の娘が当寺に嫁いでいるというくだりで、その前後を読まずに「ご住職さんは、前田と宇喜田の血を引いていらっしゃるんですねぇ。いやぁ、すごい」などと言われることです。

たしかにふり姫という方が嫁いで来ていますが、かなり高齢でのお話で、出産されておらず当寺に前田、宇喜田両家の子孫は存在しません。

それはともかく、この出来事の背景は一向一揆を警戒する前田の真宗寺院懐柔策であるということです。前述のように「百姓の持ちたる国」であった加賀を攻め滅ぼしたのが織田信長で、その名代、つまり進駐軍として来たのが前田利家です。そこらへんも新聞には書いてもらってます。

世界史的に見ても稀有な快挙である「百姓の持ちたる国」。それよりも戦国大名の名に権威や畏怖を見出すことに疑問を感じます。大河ドラマでも毎年のように戦国時代を取り上げるのもそんな民衆心理でしょうか?

新しい総理大臣にしても、その血筋が取り上げられていますが、そんなお方が苦しい生活をしている国民の目線で政治をされるという気はしません。血統や家柄、人はいつまでそんな迷信に一喜一憂するのでしょうね?

やや愚痴っぽくなってすみません(汗)。

<今週の予定>

9/27>午前~月忌・11:00~K家にて49日法要・14:00~I家にて遷仏式

9/28>午前~月忌・10:30~寺にてT家49日法要・午後~月忌

9/29・30>終日~U地区在所報恩講

9/1>11:00~K家報恩講・午後~休務

9/2・3>終日~月忌

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冷や汗もの

Dsc00604昨日は、寺方の報恩講始めでH寺さんに参勤しました。

その前日、H寺の副住職さんから電話があり住職が入院中等の理由で登高座をしてもらえないか? というものでした。

ボクよりも経験豊富な先輩がたくさんいる等々を理由に辞去しようとしましたが、入院中の住職からのお願いだと言われ、断れませんでした。

とはいうものの、例年だとこのH寺さん含め4ヵ寺ほどの報恩講に参勤し、そこで登高座を見学(?)しつつシュミレーションをしていたのが、そのシュミレーションなしでいきなり実戦となったのです。

さっそく当寺の御堂で練習だけはして、翌日H寺さんに行ったものの早くも冷や汗だらだらでした。

それを見てかどうか、同じく参勤されていたS寺の老僧が思わず噴き出すような話題で座を盛り上げてくださって緊張もほぐれました。本当にありがたかったですねぇ。

そして、いざ本番。一応小さな小さなアンチョコを忍ばせつつ、とにかく焦らずゆっくりゆっくりと言い聞かせながらなんとかこなしましたが、冷や汗でびしょびしょ(笑)。

下高座して御堂裏に帰ってくると入院中のはずの住職がいらっしゃって、頭を下げると、指で○印をつくって「よかった。親父よりうまかったぞ」と言っていただきようやく肩の荷がおりました。

今日はU地区の在所報恩講始めでした。いよいよ夏が終わり秋、報恩講シーズンの始まりです。

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Banzai_cliff先日、特攻隊を題材にしたドラマを見ました。

出撃する特攻隊を見送った女学生たちにスポットを当て、特攻隊員たちの姿を描いていました。

ボクの半分くらいしか生きていない若者たちの涙、苦悩、叫びに涙が出そうになりました。そして当たり前のように「なんで?」という疑問。

人はいつか必ず死ぬということと、だから死ぬ日を、その方法を他者に決められるということは結びつかないですよね。

その矛盾を埋める言葉が「御国のため」であり、その免罪符が靖国に神として祀るということだと思うのです。

爆弾を抱えて大空に飛び立った青年たちの思いは純粋であり、家族を思い、国を思ってであるだけになんとも悲しい事実だと思います。

戦争は、その行為そのものが罪悪です。あの戦争が良くてこの戦争が悪いなどというものではありません。

人がそれぞれに与えられた命を、先祖から営々と受け継がれてきた命を「正義」という名のもとに消費していく行為が戦争です。

彼らの気持ちが尊く純粋であるからこそ、特攻隊を美化することなく、二度と彼らのような存在を作らないことが平和な世を享受する我々が、彼らのことを、戦死者を大切に思うということです。

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暑さ寒さも

Dsc00721もう秋の彼岸の入りです。

暑さ寒さも彼岸までとは言いますが、台風接近で蒸し暑いです。彼岸中日の23日には、H寺さんの報恩講に参勤し、翌24日からはU地区の在所報恩講に参ります。

いよいよ報恩講という言葉が予定に入り始め、秋近しという気がします。

例年になくお葬儀の多かった夏でした。でも、今月後半~10~11~12月と報恩講という言葉がついてまわる季節を迎えようとしてるんですねぇ。

季節の変わり目、体調には気をつけて、食欲の、読書の、行楽の、そして報恩講の秋をお迎えください。

<今週の予定>

9/20>午前~月忌・午後~寺務

9/21>11:00~U家にて49日法要

9/22>終日~月忌

9/23>午前~月忌・13:30~H寺報恩講参勤・15:00~寺にて役員会

9/24・25>午前~月忌・午後U地区報恩講

9/26>終日~月忌

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特番シーズン

Naiyou4春、そして秋のこの時期のテレビは改変期とあって特番ばかりになってきます。

ぶっちゃけ言うとつまらないものも多いのですが、この秋の特番で好きなのは「鳥人間コンテスト」と「SASUKE」ですねぇ。

鳥人間コンテストは、毎年夏の琵琶湖で開催されているもので自作の飛行機でどれだけ飛べるかを競うものです。

全国の工業系大学や社会人チームが出場するのですが、その努力の成果もさることながら、はやり人は飛ぶということに永遠の憧れを感じるものなのかなぁと思います。

さまざまな形の自作飛行機が大空を舞う。カタパルトから出てすぐ落ちるのもありますが、出場者も応援する人たちも真剣そのものです。翼を広げて自分たちの飛行機が飛ぶ、ロマンだなぁといったらボクもロマンチストでしょうか(笑)?

SASUKEは飛んだり登ったりぶら下がったりといアクロバティックなコースに、さまざまな種目のアスリートたちが挑戦するというもの。

アスリートだけでなく、漁師さん、消防士さん、ガソリンスタンドの店長さん、教育番組の体操のお兄さんとさまざまな人たちが毎回体力の限界に挑む姿は見ていて手に汗握りますね。

民放はくだらない番組ばかり、ご年配の方はよくそうおっしゃいますし、ボクもそう思うときもありますが、人が限界に挑む姿というのは理屈抜きで感動できるものですよね。

結果がどうダメであっても、ギリギリまで限界に挑むということは美しいし、その人は人としての大きさを感じます。結果オーライもよいですが、プロセスオーライが評価される価値観って大切だなぁ、と思います。

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いや、お恥ずかしい

Dsc01739今朝のH国新聞(石川県の地方紙)をご覧くださった方も多いかと思いますが、2~3面に当寺の御堂が掲載されています。

加賀藩の風景という企画ですが、藩政期の大火事で焼けた当寺の御堂は火災での焼失を避けるために土蔵づくりとなっていることが取り上げられています。

恥ずかしながらボクの姿も写っていてあまりご覧いただきたくない気もしますが(笑)、当寺の御堂を守ろうとした先達の信仰心に思いを馳せていただければ幸いかと思います。

加賀藩や前田氏と真宗、けして良好な関係だったわけではありませんので、加賀藩うんぬんというタイトルにはやや違和感も感じますが、そのへんの経緯も簡単に紹介されていますので、そんな時代背景なども知っていただきたいです。

ウチは新聞をこの地方紙のほかに全国紙も取っており、実のところ地方紙の方はあまり読んでいないのですが、やはり多くの方が読んでいらっしゃるようで、今日は朝から当寺境内に見学者(?)らしき方々の姿がありました。

外からの見学はご自由にどうぞ。でも、観光寺院ではありませんので、なんのお構いもできませんが(苦笑)。

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あぁ衝動買い(笑)

Dsc01126夏に旅行をしなかったおかげで、ちょっとおこづかいが残っていました。で、ネットでショッピング(笑)♪

いやあ、ネットだと家にいながらにして選択肢が無限大にあるので、ついつい気軽に買ってしまうので困ります(汗)。

といっても、ちょっとした小物、今回はバイク関連グッズを少々。レインスーツ(要はカッパ)、Tシャツ、キャップ、ハンドルホルダーカバーなどなど。

ほしいなぁと思った商品がショップやメーカーに在庫がなければ、オークションで探すとたいがいみつかったりするので便利ですねぇ♪

ネットで買い物は多いですが、実はボクは目が悪くてコンタクトレンズ使用なので、使い捨てコンタクトは絶対にネットで買います。金沢市内の店舗で購入するより、送料込みでも半額近いし、オマケ(洗浄剤など)もつくんですよ(笑)

だから、もっとネットが簡単に、たとえばテレビを見るようにできるようになればお年寄りにはこんなに便利なものはない、と思うのですがねぇ。

<今週の予定>

9/13>9:00~U家六七日・13:30~寺にてT家一周忌法要・16:00~T家四七日

9/14>午前~月忌・11:00~南砺市I家にて四十九日法要・月忌

9/15・16>午前~月忌・午後~寺務

9/17>終日~月忌

9/18>午前~月忌・午後~寺務

9/19>終日~月忌

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修行って?

Dsc00293以前に書いたことがありますが、どうしてもお坊さんはいつでもお寺にいるものだと思い込んでいらっしゃる方がいます。

確かに住職とは、本来は留守職(るすしき)と言い、御堂の留守を預かるのが職分ではあります。

でも、金沢のように月忌参りがある地方では住職も日に何軒か参りに出ますし、土日祝にはご法事があり、秋には在家報恩講があってお寺にずっといるわけにはいきません。

お坊さんはお寺にいる。そう思う背景には、どうも修行や写経をしているというイメージがあるようです。

そこで、はっきりとした違いを言います。まず一般的には本堂と呼ばれる場所は、真宗では御堂といい、大阪の御堂筋は大阪城以前にあった石山本願寺の御堂に由来します。大阪(当時は大坂)という土地を開き町を作ったのは秀吉ではなく蓮如さんです。

そして、本堂も御堂も道場という性格を持っていますが、他宗派においては「修行道場」であり、真宗においては「聞法道場」であるという違いがあります。

修行道場、僧侶が座禅を組んだり写経をしたり瞑想をしたりといった自力の行を行う場所です。

聞法道場、僧侶も門徒も同じ仏の弟子として、ともにその仏の教えである法と阿弥陀如来の願いを聞く場所です。

ですから、ボクが結婚前に京都の本山に勤めていたと言うと「修行なさってたんですねぇ」と感心したように言われるのも一般的なお坊さんのイメージからくるものなんですね、きっと。

皆さんが思っているような修行はしていませんし、したことありません。本山ではネクタイを締めて、スーツを着てお仕事をしてお給料をいただいていましたもの(笑)。

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決定しました!

Dsc00656本年の当寺報恩講は、例年どおり10月29日(水)~30日(木)の両日ですが、30日の講話のご講師が決定しました。

先月の終わりに組会(お寺の行政単位である組=「そ」の会合)で研修というか講習会があり、そこで講師をされていた福井県の徳永寺のご住職である平等信明さんでした。

大阪八尾などの別院輪番を歴任された平等さんのお話は、ボクらがわかっているようでわかっていない儀式の基礎や意味を語ってくださるものでした。

なかでも「教学ばかりを論ずる者は驕慢になり、儀式ばかりを論ずる者は偏屈になる。僧侶には両方必要なのです」という言葉は印象深いものでした。

皆さんがご参詣中にみている儀式などは、一見まだるっこしく見えるかもしれませんが、それぞれにちゃんと意味があるんです。そして、皆さんのお宅のお内仏でのお給仕の作法も同様です。

けしてこむずかしいお話ではありません。でも、なんのためにお内仏にご飯やお花を供えるのかといった基本的なことの意味や理由をわかりやすくお話してくださることと思い、報恩講へのご出仕をお願いしましたところ、快く了解していただけました。

ボクも楽しみにしていますが、皆さんも楽しみにしてぜひ足を運んでいただきたいくご案内したします。

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ポ~ニョ♪ポ~ニョ♪ポニョ

Ponyo02昨日、待望の「崖の上のポニョ」を鑑賞してきました♪

ポ~ニョ♪ポ~ニョ♪ポニョ♪さかなの子ぉ~

青い海からぁ~♪やぁってきたぁ~

という耳について離れない歌を聴いて以来、観たいという欲求を抑えられずに親子3人で行ってきました。

とにかく可愛い! 宮崎アニメ独特の自然環境へのメッセージや懐かしい町並みの描写、そして圧倒的な世界観、観てよかったと素直に思いました。

ダレが観ても純粋に楽しめると言うコンセプト通りです。愛息は、幼いころからトトロ、魔女の宅急便、ナウシカ、ラピュタ、千と千尋などなどの宮崎アニメを好んで観ていただけに夢中になって観ていました。

だれもが持っていた、いやまだ心の奥底に持っているはずの純粋な子どもの心を揺さぶられます。主人公である5歳の宗介くんは、きちんと挨拶ができる男の子で、「ボクがポニョを守るんだ」という強い意志を持って行動する姿勢は感動的でした。

そして、キレイな海の底からやってきたポニョのお父さんが人の住む海岸線の汚染を嘆き、娘であるポニョをそんなところへ行かせるわけにはいかないと意地を張る姿にも共感できます。

ただ可愛いだけや、奇想天外なだけの物語ではなく、必ずなにかを考えさせてくれ、子どもにはきっと心に残る純粋さをもった作品だと思います。ぜひ、お子さんやお孫さんとごいっしょにどうぞ、おススメです。

<今週の予定>

9/6>9:00~U家四七日・月忌・11:00~A家にて3回忌兼1周忌法要・16:00~寺にてT家三七日

9/7>午前~月忌・11:00~寺にてT家永代祠堂経・13:00~寺にてK家35日法要

9/8>午前~月忌・11:00~H家にて13回忌法要

9/9>終日~月忌

9/10・11・12>午前~月忌・午後~寺務

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幼い大人

本日は、なんだかシステム障害とかで画像がアップできないらしいので、画像なしでお送りしますね(苦笑)。

少し前の話ですが、知り合いの住職さんI君が月忌参りでお邪魔したお宅で持病で倒れ、救急車を呼んでもらいました。I君は数日の入院でなんとか退院し無事だったのですが、彼の車を取りにいったKさんがご迷惑をおかけしました、と言ったところ、そのお宅のおばぁちゃんは本当にえらい迷惑です! というようなことを言ったらしいのです。

もともとI君は、某寺のお手伝いでそのお宅を訪れていたので、某寺のご住職が一応訪問し陳謝したところ、そのおばぁちゃんはKさんに言ったのと同じようなことを言ったらしいのです。

どうでしょう? ボクがそのおばぁちゃんだったらなによりもまず「I君、だいじょうぶでしたか?」とその安否を問うと思うのですが、自分が蒙った迷惑に対する苦情ばかりを口にする、その姿勢に理解に苦しみます。

例えば、自分がどこかで倒れて誰かに介抱されすぐ救急車を呼んでもらえたら感謝するでしょう。倒れた自分をだれも見向きもしなかったらどうですか?

I君が元気になってふたたび訪問した際、「元気になってよかったね。でも、あの時は、びっくりするわ、救急車呼ぶわで大変やったんよ」程度の愚痴なら笑って「すんませんでした」で済みますが、I君の安否を一言も問わず、おのれの迷惑のみをまくしたてる姿勢に疑問しか感じません。

以前から書いてますが、いいトシをした方々がおかしいです、本当に。

昨日、月忌に行ったお宅のおばぁちゃんが「イヤんなったから、ボクやぁめたぁ!」っていう子どもみたいやね、と首相辞任劇に苦笑交じりで言っていました。

幼い大人の増加と蔓延、感じませんか? 

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遅い夏休みです♪

Dsc01713前述のように31日が平日の場合、ボクらはお休みです。そして、ボクはこれも平日に限り1日も休みなんです。

というわけで、行ってきましたツーリング♪ 8月はお盆すぎたら行こうと思っていたのが8月後半はやたらと天気が悪く、なかなか行けませんでした。

昨日は、お気に入りの県道から富山県の福光~城端~井波~砺波~高岡へ。今日は、能登路へと気ままに走ってきました。ちょっとお尻が痛いですが、両日とも晴天に恵まれ、最高の気分転換となりました。

Dsc01719 今日は、以前から行ってみたかった世界一長いベンチの富来まで走りましたが、柴垣、巌門と絶景の海岸線を走っていると時間を忘れてどこまでも走っていきたくなります。

このベンチに夕日が沈む時間までいたいという欲求を振り切って帰ってきましたが、念願の能登半島一周も近々挑戦したいものです。

9月に入って、平日にも関わらずライダーたちとすれ違います。それぞれが、「おっ」という感じで軽く会釈や手を上げてのコミュニケーションは車では味わえない楽しみですね。

Dsc01720 このバイクを購入してもうすぐ1年。まだまだ恐る恐るの面もありますが、楽しいです、本当に。

少しづつですが、でももっともっといろんな所へ行ってみたいものです。これを読んでくださっている皆さんも、思い切って車を降りてバイクにまたがってみませんか? きっと、違う世界が広がりますよ♪

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