ケヤキの木
当寺の墓地には、大きなケヤキの木があります。いつからあったのか定かでないくらい昔からあった木です。
周辺の家から、枯れ葉が雨どいにつまる等の苦情もありましたが、そんな家が建つ前から、その家の人が生まれる前からここに根を張っていた木なのです。
そうかと思えば、枯れ葉が落ちても、自分の家も前を掃除している方もあり、「すみませんね」と言うと、「いえいえ、自分の家の前ですし、お互い様ですよ」と言ってくださる方もあります。
この木は2年に一度、散髪をしています。そして、今年もその年でした。すると、もうこの木の中は虫食いだらけで手の施しようがない、切らなければならないという診断がくだされました。
専門家がそうおっしゃる以上、どうにもならないのでしょうが、幼いころにこの木に止まるセミをとって遊んだ日をなつかしく思い出します。近々、切り倒すことになりそうです。
しかしながら、この木をどうにか再利用できないものか? と前住職の意向に、ボクも賛同です。さて、この木を使って何ができるでしょうか? 本堂の戸板や机、あるいはいずれお迎えする親鸞さんの御遠忌の記念品などを作れたりでできないでしょうかね?
なにか、いいご意見あったらお寄せくださいね。
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コメント
初めまして、私は氷見に住むものです。いつもこのプログを楽しく読ませていただいています。
ケヤキの有効利用ですが念珠をこしらえて有縁の方々に配られたらどうですか。
念珠のことなら城端別院の高島さんにお尋ねになるとよろしいかと思います。
あの方の自坊の鐘楼堂の落慶法要の記念に、自坊に有ったケヤキで念珠をこしらえて参詣者に渡しておられました。
投稿: 的場裕昌 | 2007年11月15日 (木) 08時48分
的場裕昌さん、はじめまして、ようこそ。また、いつもご愛読いただきありがとうございます。
お念珠! なるほど! 大きなものばかり考えてて思いつきませんでした。城端別院の高島さん、どこかで耳にしたお名前ですね(苦笑)。参考にさせていただきます。
氷見の方ですか? 先日行ってきましたが、いいところですねぇ。今度は家族でゆっくり訪れたいと思っています。また、お気軽にコメントいただけるとうれしいです。ありがとうございました。
投稿: Kei@住職 | 2007年11月15日 (木) 21時21分
お念珠、さんせ~で~す!
うちもそうしましたが、門徒さんの受けは
さいこ~でしたよ~♪
虫食いが若干、心配ですが、板にして
寝かせておくのも手かと。
将来、法衣タンスにしたりもありかな。
投稿: シズオ | 2007年11月15日 (木) 23時04分
シズオっち、おひさです。お宅も念珠にしたんや? そっか、さっそくいろいろ当たってみます。ありがとう。
投稿: Kei@住職 | 2007年11月16日 (金) 22時05分