ひしょ避暑ばなし1
一昨年からこの時期にプチ家族旅行に行っていますが、今年もささやかな1泊旅行に行ってきました。
一昨年は松本、昨年は郡上八幡、今年は近場で富山の大牧~五箇山の旅となりました。大牧温泉は、庄川を船でしか行けない秘境の温泉として知られており、ボクが愛息と同じ歳の頃につれていってもらったいます。約30年ぶりの訪問です。
庄川市街から国道156号線を進み、小牧で車を止めて船に乗り換えます。
ここは庄川ダム建設のためにできた人造湖であり、平家の落人が隠れ住んだと言われる秘湯への唯一の交通手段が船なのですね。行きはあいにくの雨模様でした。ボクは晴れ男で、旅行等で雨天に遭ったことはほとんどないのですが・・・。
それでも、初めての船旅に愛息は窓にべったり張り付いていました。30年前のボクもこうだったのかな? と想像がふくらみます。山々に囲まれた景色を進むことおよそ30分で大牧温泉に到着。こぎれいな宿に驚いたボクは、さっそく仲居さんに尋ねると「2年前に新築したんですよ」と笑顔で答えてくれました。
ボクが30年前に来たことを告げると、「あらぁ、そうなんですかぁ? じゃ、坊ちゃんもおおきくなったらお子さん連れてきてくださいね」と言われて、愛息はきょとんとしていました(笑)。
部屋に落ち着く間もなく、愛息とボクは露天風呂へ! とにかく暑く、忙しかったこの夏の疲れが蓄積していたボク、幼稚園のときから温泉好きな愛息、両者の思いはすでに船から湯船へ♪ 大浴場前の出口から出て石の階段を登り露天風呂へ向かうも、仲居さんの「入浴後、浴衣を着るときにパタパタしてくださいね。たまぁにムカデが浴衣に忍び込んでいることがありますんで」という一言に、ちょっとビビリながらも一番乗りの露天風呂へ。
「うぉ~! 気持ちええ~!!」
「あぁ~最高だね、パパ♪」
と満喫! 小雨の降る中ではありながらも、山々の景色を眺めながら手足をいっぱいいっぱい伸ばして入る風呂は最高です。体中から疲れと、悪いものが全部抜け落ちていくような気分です。これだから温泉はやめられないです(笑)。
つづく
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