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はだしのゲン~8月に想う

Cgen 先週の金曜と土曜に放映された「はだしのゲン」を見ました。合計で正味4時間弱ほどでしょうか、原作に忠実に余計な脚色なしによく出来てたなぁ、と思います。

いっしょに見ていた相方も、愛息がもう少しおおきくなったら見せてあげようと言い、録画しておいてよかったと思えました。子どもの大人も四六時中空腹でも、「戦争のため、お国のため」と我慢させられていた時代があったことをボクらも再確認し、子どもたちにも知ってほしいものです。

主人公である中岡元は、奇しくも愛息と同じ小学2年生。その父親が戦争反対の言動で逮捕され、警官から「戦争に協力しない非国民め!」と殴られるシーンで、この父親は「ワシらは、もう十分に戦争に協力している。長男は勉学を犠牲にして軍需工場で働き、食べ物がないために幼い子どもたちは芋ひとつ、米一粒を奪い合ってケンカをしている。これ以上どう協力しろというのか?」と反論する。

今の時代なら正論であり、なぜ国民がここまで耐え忍ばなければならないのかという疑問しか感じない。しかし、そんな異常さが戦争というものなのでしょう。それでも、中岡家は前向きに生きていこうとがんばる姿は微笑ましくも悲しさを感じます。そして迎えた8月6日。父と姉と弟を失ったゲンと母が、それでも生きていこうとします。8月15日の終戦。母は「どうせ終わるなら、負けるのなら、なぜ、あと10日早く終わってくれなかったの!」と泣きます。

今のボクらは、この10日の間に為政者たちが国体護持という名の保身に奔走していた時間であることを知っています。そんなくだらないことのために、原爆によって広島と長崎で、ソ連侵攻によって満州(当時)で、各地で大小さまざまな空襲で、国民は血の涙を流していてもそれを時間稼ぎに利用するのが権力者というものなんですね。

ひとりの国民として、ボクらは戦争で利用され捨石にされてきた多くの国民の存在を知ること、そしてそこから同じ過ちを繰り返さない、繰り返させないようしっかり主権者としての自覚ある国民でありたいと思います。

はだしのゲンの強くたくましい姿を忘れない。ゲンの父親が言った「麦のように、踏まれても踏まれてもまっすぐに伸びる人になれ」という言葉のように。

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