加越門徒ご縁の旅(2)
おっと、忘れてはいけない。井波の街中、別院に続く門前の通りには、当寺門徒で今は亡き彫刻家・板橋一歩さんの作品が飾られています。今回の旅に参加されていた一歩さんの息子さんの妻である節子さんは、「ウチの主人の子どもの頃をモデルにしている作品らしいですよ」と教えてくれました。
さて、加賀と越中の善福寺門徒17名は庄川温泉・川金さんの湯につかり、文字通り裸の付き合いをしました。庄川からの川風の気持ちいい露天風呂でのんびりとさせていただきました。
夕食には、今が旬の天然鮎がボクらを待っていました。そもそも、この旅は越中総代の吉田さんの「一回みんなで鮎食べにおいでなさいよ」というお誘いがきっかけでした。実際に炭火で焼かれた天然の小鮎は、実においしかった! 小鮎だけに、頭から尻尾まで残すところなくペロリ。
中居さんの「おかわり、いかがですか? まだ焼きますよ」のヒトコトに、皆ほとんど手を上げ、しかも翌朝のおみやげにも注文していました(笑)。なんでも、旬で天然のものはおいしいです。おいしいものがあれば、お酒もすすむ。加賀弁と越中弁での交流も盛り上がり、楽しいヒトトキとなりました。
その後、寝た方、ふたたびお風呂に入った方、部屋で飲み語らった方々、それぞれが庄川の夜を満喫していただけたようです。ボクは、飲み語らった部類ですけどね(苦笑)。
翌朝、もう一度ゆっくり湯につかり朝食をいただき庄川を後にしました。500年余り前、善福寺があったといわれる高瀬神社を経由し、どこまでも続く田園地帯と散居村を眺めながら金沢に帰ってきました。昨年に続いて企画、募集、添乗員をこなしましたが、大変なものでした。でも、無事に帰ってくると大いなる達成感があったことも事実です。またのご縁、考えてみようかな(笑)?
さて、金沢は明後日からお盆です。古来お盆は、曜日に関係なく13日~16日です。早めのお気持ちはわかりますが、お盆のお参りはお盆にいたしましょう。
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