« 怒涛の一週間 | トップページ | 蒸し暑い~(汗) »

今回のお講、こんな感じ

Dsc00969 昨日のお講は、予定変更と準備不足の中で開講しました。まずは、「正信偈の心」では当寺編「正信偈」に書かれた前住職の意訳をさらにボクが解釈していき、これを書かれた親鸞聖人のお心に想像を馳せてみます。

20年間比叡山にて、いわゆる修行をされた聖人。その上で下山され、その日生きることに精一杯の一般民衆とともに歩む道を選ばれたのは、そこから救いを見出すことこそが阿弥陀如来の広大無比なる光に照らされた世界を見出すことだと悟ったからでしょう。厳しい修行をできるのは、恵まれた環境にある一部の人でしかない。聖人は、そんな環境とは無縁の圧倒的多数の人々に、念仏申すことによって阿弥陀さんの光に気づいていく真宗門徒の生活を「正信偈」によって表現されたのだと思います。ということをお話しました。

続いての「仏事いろいろ・座談会」は、今回もクイズ形式で仏事の作法を知っていただく時間です。前回は「お焼香とお念珠」、今回は「お内仏(仏壇)」をテーマに進めました。さて問題です。お内仏(仏壇)がなかった時代、真宗門徒はどうやって礼拝(らいはい)していたでしょうか?

①仏像の前で

②掛け軸の前で

③お墓の前で

とホワイトボードに書いて、そうだと思うところで手を上げていただきました。それぞれに手が上がります。間違ってもいいのです。皆さんの認識、思うところを知りたいのです。

正解は②です。というのは、名号(ご本尊)の書かれた掛け軸を床の間に下げ、その前に三具足(みつぐそく=香炉・燭台・花瓶)を置いて、そこで礼拝していたのです。今でも、床の間に香炉を置くことが多いのは、その名残なのです。というように進みました。

ここで、小松から帰寺した役僧T氏と交代し、「正信偈」をともに読む時間。今回は念仏と和讃に入り、節譜(せっぷ=文字の横にある横棒やカギ棒)の基本を学びました。「なあー・あーあーあー・あー むぅーうあー あーみだぁーぶー」という皆さんの声が広間いっぱいに広がりました。とても1時間で会得できるものではありませんが、その触りだけでも皆さんに知ってほしい、そんな思いでなんとか2時間半ばかりを過ごしました。

汗だくのボクとT氏に笑顔でお礼を言って帰っていかれた皆さん。その笑顔は、ボクらはこの一週間の疲労がようやく心地よく感じられた瞬間だったかもしれません。こちらこそ、どうもありがとうございました。また、来月31日にお会いしましょう!

と、今夜は大幅に遅れている寺報「大慈山」の編集をしながら・・・。

人気ブログランキング【ブログの殿堂】 にほんブログ村 哲学ブログへ にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 哲学ブログ 仏教へ

|

« 怒涛の一週間 | トップページ | 蒸し暑い~(汗) »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

「礼拝」は、真宗本廟の起こりから察するに、③やと思ったよ。

「本尊は掛けやぶれ、聖教はよみやぶれ」(聞書)
という言葉があるけれど、

名号(ご本尊)の書かれた掛け軸を床の間に下げ、その前に三具足(みつぐそく=香炉・燭台・花瓶)を置いて、そこで礼拝・・・
なんだろうか、私は聴聞や談合だと思う。
keiさんは何を参考に話されたのかな?

投稿: nikoju | 2007年6月29日 (金) 10時59分

ん? 「お内仏のお給仕」ですよ^^♪
聴聞や談合は、複数人の場合。一般の人々の日々の暮らしの中での礼拝の場合です、あくまで。

投稿: Kei@住職 | 2007年6月29日 (金) 11時10分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/178949/15578397

この記事へのトラックバック一覧です: 今回のお講、こんな感じ:

» 仏像販売・仏教美術通販 [仏像販売・仏教美術通販]
仏像販売・仏教美術通販の情報。仏像からポスターなどの美術品、アクセサリーなど。 [続きを読む]

受信: 2007年6月30日 (土) 14時01分

» 花瓶に関する情報を集めました [花瓶]
花瓶に興味がある人のサイトです。花瓶に必要な情報を流します。 [続きを読む]

受信: 2007年7月 8日 (日) 12時27分

« 怒涛の一週間 | トップページ | 蒸し暑い~(汗) »