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他事想論4

Dsc00132 以前からの素朴な疑問としてあるのは、なぜ政治家は迂闊な発言が多いのだろうということです。それも、わざわざ国際問題に発展するようなことをポロポロと。

国会中継なんぞを見ていると、茶番劇というか、揚げ足取りのオンパレードで、そこに国民は不在であることだけを感じます。正直に言うなら

「こいつらはいったい何しとんねん?」

としか思えず、税金を払っているのがアホらしくなります。

従軍慰安婦などの戦時中のあらゆる事柄を、どう検証するのか? 現在のモノサシだけでは計れず、かといって戦時中だからと免罪されるものでもない。しかしながら、東京裁判を是か非かと問うばかりで、日本人自身があの戦争、そして戦争そのものをきっちり検証してこなかったことは確かではないでしょうか?

外交カードなどというその場しのぎの使い方しかしていないから、ポロポロといろんな愚痴がこぼれるのではないのか? 

何度も言いますが、「兵戈無用(=ひょうがむよう)」という釈迦の思想がいまだに浸透しないことは悲しいかぎりですが、戦争を肯定することで成り立つ思想や立場の存在に疑問を感じます。

狭義だとか、広義だとか、政府や軍が関与したかしないか、それよりもそこに戦争があったから苦しんだ人々がいるという事実を戦争をした国としてどう責任を取るのかということが大事なのではないですか?

そんな苦しみを無視しているというか、見えていないからこそあの戦争はよくて、この戦争は悪いだとか無責任な発言が出てくるのだと思いますし、その姿勢がイコール国民の立場を無視し、見えていない政治家たちの本質がそこにあるように感じます。

選挙運動が盛んですが、「○○県の明日をいっしょに考える」とかいう選挙のときだけのリップサービスが空虚なものにしか聞こえません。

しかし、だからこそ、選挙に行きましょう。人を見る自分の目を養い、立場ではなく自分の考えで投票しましょう。それが国民に許された政治への参加そのものだから。

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