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勝ち組 負け組 そしてセレブ

Dsc00344 人と人、そこに格差や差別がついてまわるものかもしれません。でも、テレビでよく聞かれる言葉「勝ち組・負け組・セレブ」という言葉の煽りからは、その格差等を助長しているように感じます。

何をもって勝ち負けを決めているのでしょう? バラエティ番組を見ていると、三十歳を過ぎて、あるいはそれ以上の年齢の独身女性タレントは「負け組」であり、結婚しているさらには「セレブ」とやらと結婚しているタレントは「勝ち組」というようなわけ方がなされています。あるいは、「セレブ」と呼ばれる職業の人は男女、独身既婚を問わず「勝ち組」というような枠組みですね。

前の首相は、所得格差が広がっている現状についての疑問に、「成功した人を妬むような風潮はよろしくない」と言い放ったようですが、いかがなものでしょうか?

「セレブ」とは、セレブリティ(=celebrity)であり、「著名人・名士」あるいは「名声・高名な」という意味です。そう呼ばれる人たちが「勝ち組」であるならば、著名ではない大部分の一般庶民はすべて「負け組」ということになりはしませんか? だとすれば、その「負け組」に「妬むな」という発言は、一国の首相として国民を差別していることになりませんかね?

これは、言い方を変えれば「選民主義」であり、独裁者に漏れなく付随している根本思想ですよね。そして、そんな首相の意思を尊重するかのようにその格差を無意識に煽って楽しんでいるテレビの影響力は計り知れないものとなっているように思います。特に子どもへの影響が心配です。

友だち同士で、深く考えずに「勝ち組」や「負け組」という格差をつけるような人間関係を幼い心に持ってほしくないです。最近は大人と一緒に遅くまでテレビを見てる子どもたちも多いので、大人はそこらへんを十分に考えて子どもに見せていいテレビを選んでほしいものです。そのためには、大人自身がテレビの影響力をしっかりと認識する必要性が当然求められます。

人と人のご縁に、格差は不要です。しっかりと肩書きや環境ではなく、その人自身を見る目を養いたいものです。

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