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殺してはならぬ

Photo_hotoke_kugyou 殺してはならぬ 殺さしめてはならぬ

年が明けてからも、殺人のニュースが後を絶たないです。上の言葉は、釈尊(お釈迦さん)の言葉と伝えられています。正確には、

「すべての者は暴力におびえ、すべての者は死をおそれる。己が身をひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ。

すべての者は暴力におびえる。すべての(生きもの)にとって生命は愛しい。己が身にひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ」

という法句経の言葉だということです。

親鸞聖人は、歎異抄で「さるべき業縁のもよおせばいかなるふるまいもすべし」と、人はしかるべき状況に出会えばどんなことでもすると言われています。

どちらもそのような状況を避けることしかない、ということであり、またそんな状況に陥れば人はなんでもしてしまうこの身であるという自覚を求められています。殺人を犯した人は、たまたまそんな状況に陥ったわけであり、たまたま私は陥らなかっただけかもしれません。

朝な夕なに仏に手を合わすのは、そんなこの身を再確認していく作業です。ご利益や加護を求めることではありません。もう殺人のニュースは見たくない、そう想うなら、わが身の業縁を見つめ直す作業をしていきましょう。

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コメント

(*^▽^*)ノハーイ ご住職様。
と、思わず返事をしてしまいましたぁ~♪
有難い お釈迦様のお言葉に 親鸞様の御心。
今 直ぐにでも『わが身の業縁を見つめ直す作業』をしたくなりました。
((^┰^))ゞ テヘヘですね。

ご住職様に浄土真宗派として叱られそうなのですが・・・。
先日、東寺の朝のお勤め(朝6時)に参加させて頂き、お大師様が唐に渡ったおりに持ち帰ったというお釈迦様のお骨を 頭に手にと触れさせて頂いてきました。誠に有難いひと時で御座いました。


投稿: neorin | 2007年1月 9日 (火) 22時48分

neorinさん♪
作業なんていうと大げさですが、お内仏に手を合わすときに阿弥陀さんの後光で照らされてある身にある汚れや影を確認し、凡夫であることを思い知るのですよ。って、よけい大げさかな(笑)?

東寺、なつかし~なぁ。あそこのガラクタ市(?)に店出したコトあるんですよ。若気の至りっす(苦笑)! いい体験されましたね。

投稿: Kei@住職 | 2007年1月10日 (水) 21時37分

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