エディター
今年最後の寺報(寺の会報=年四回発行)の編集が終わり、明朝に出稿するばかりになりました。実は、編集業務は好きな方なのです。
というのも、本山の職員(宗務役員といいます)で最初に配属されたのが出版部だったのです。宗務役員とは、秋に採用試験があり、春に入所、3カ月の研修期間を経て本採用、本山の各部署(総務部や財務部など)や全国30カ所の教務所、さらには海外開教区(ハワイ・ロス・サンパウロ)に配属され、宗派を運営するお仕事をする役目です。
平常は、一般の会社のようにスーツにネクタイで、会議や行事のときにはその上に簡衣と輪袈裟を羽織ります。本山というと修行僧がたくさんいるというイメージが一般的なようですが、当派ではそうではないのですね。もちろん、日々来山される全国からの参詣者のご依頼(納骨や読経)に対応する部署には、常に衣をまとった方々も交代で詰めていらっしゃますよ。
ボクは、出版部~東京教務所と5年間の宗務生活をさせていただきました。その最初のボーナスで買ったのが・・・、
これです。ワープロという、今では骨董品な代物です。でも、ウチではまだ現役なのですよ(笑)。使い慣れた、というかなんというか。でも、さすがに15年近くのキャリアで、だいぶご機嫌のいいトキ、悪いトキがあるようになりました。
とは言うものの、今では寺報の編集も、ほとんどがコンピューターを使用するようになっています。そのうち、お役ごめんという日も来るのだろうと思いますが、まだまだ使う場合もありそうで、というより作ってやりたいなぁ、と思っています。
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