灰皿よ 何処へ?
今日は、かほく市~津幡方面の在家報恩講を、役僧T氏といっしょに17軒つとめてきました。
よく、声やノドの心配をされますが、ボクの場合ヒザにきます。10軒も超えると、正座から立ち上がるとき、「よっこいしょ」と言ってご門徒さんに「まだ若いのに~」と笑われます(苦笑)。
そんな時、どうしても一服がほしくなります。しかし! 最近の禁煙というか絶煙ブーム(?)で、灰皿のない家庭が急増しました。
かつては、どこのご家庭へ行っても座布団の前には灰皿が置かれてました。でも、たとえば今日の場合などは、17軒で3軒のお宅にしか灰皿がありませんでした。誤解しないでください。決してそのことを責めてるわけではなく、これもご時勢かと考えさせられるご縁だなぁと思っているのです。
タバコは、100害あって一利なし。しかも、これまでの喫煙者のマナーの悪さは、タバコを吸わない人、そして環境への配慮が欠けていたことも確かです。道端や川へ捨てる人、車の窓から捨てる人、街中の人ごみで火のついたタバコをぶらぶらさせる人、やめましょう!
タバコを吸うことを、ボクは現状ではたぶんやめられないと思います。だからこそ、後ろ指をさされるような喫煙者にはなりたくないです。
タバコだけならまだいいが、ボクはじいちゃんの影響でキセルも愛用しています。キセルの煙への欲求のために、時間をかける行為というか、ゆとりが好きなんですよ。本来、このゆとりがタバコのいいところだったようにも思います。
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コメント
最近は「タバコ好きさん」には辛い時代になっていますね。
私は、喫煙者と同席すると
体(服や髪の毛)にあの嫌な臭いが付くし、
我が三男は“喘息”で
タバコの煙でも咳き込みますし、
道路沿いの我が家の田んぼには
捨てられたタバコの吸殻が一杯なので、
「タバコ吸う人」が大嫌いです。
(きっぱり!)
マナーが大事なのは当然ですが、
心配りが欠けている人が多いのが現状だと、
「タバコ好きさん」を応援したくはなりませんねえ・・・。
(我が家に来る人でね、灰皿を出してもいないのに、タバコを吸い始めるとんでもない“おバカさん”がおりまして、厚かましいにもほどがあると、日頃思っています。)
特に“歩きタバコ”は、
人として最低な者のすることですね。
警察に重い刑罰を科していただきたいほどに、
憎みますよ。
でもね、
こんな風に、厳しい批判を書きましたが、
私の曽祖父が火鉢の前に座り「キセル」で
なんとも旨そうにタバコを吸っていたことを
今でも思い出しますよ。
投稿: 喜右衛門 | 2006年11月24日 (金) 00時19分
もう、喫煙者に反論の余地はございません(苦笑)。だからこそ、マナーというか、吸わない人や空間への配慮を最大限に意識したいと思っています。本当はやめるにこしたことはないのですけどね。
お宅のおじい様もキセルですか。昔の男性は、ほとんどが喫煙者でしたよね。キセルやパイプは、なんというか優雅さがあるように思いますね。
投稿: Kei@住職 | 2006年11月24日 (金) 12時33分