ストレス?
在家報恩講もおよそ150軒をつとめ、あと100軒弱ほどとなりましたが、在所(農村地区)の報恩講はこれからが本番で、ここで気を抜くと風邪をひくことがまれにあります(苦笑)。
先日のこと。とあるご門徒宅での会話の中で、「ストレスが溜まることってありますか?」と尋ねられました。こういう質問は珍しく、また唐突だったため、やや戸惑いつつ、「ストレスって、自分の思い通りにならないことから溜まるものだと思うんですが、思い通りにならないのが当たり前で、なったらラッキーくらいに思っていればいいんじゃないですかねぇ」と答えました。
しかし、帰りのクルマの中で考えました。ボクの日常の中でストレスが溜まること、それはこれ! クルマの運転だということに気づきました。
クルマの運転は嫌いな方ではありません。でも、金沢人のクルマの運転マナーの悪さは全国的にも有名らしく、ストレスというか気が気でない思いをすることが非常に多いのは確かです。
主に金沢(と石川県内)でしか運転しない、したことがない方にはわかりにくいかもしれませんが、以下のように言われていることをご存知でしょうか?
1)右左折はもちろん、車線変更で合図(ウィンカー)を出さないし、遅い!
2)右左折時の横断歩道上や、雨雪時の水はね等、歩行者への配慮がない!
3)合図もなしに割り込むが、自分はゆずらない!
4)横断歩道上や、駐停車禁止地帯(斜線地帯)上でも信号待ちをする!
5)公共施設駐車場の車椅子マークの場所に健常者が駐車している!
6)雨や雪の激しい時や、簿暮時にもライトをつけない!
金沢の方々には気を悪くしないでいただきたいが、都会では、これらのことが道路交通法違反であるなし以前に、暗黙の了解となって結構守られているのは確かです。
前にも書きましたが、これらは運手者自身が見えているとか、わかっているとかではなく、自分の運転する車が、他の車や歩行者からどう見えてるか? が基準なのであって、これは道路上がスムーズに流れるための配慮でもあります。
一説には金沢人気質、つまり自己表現をしない、目立たないことを好む傾向がクルマの運転にも無意識に表現されているのだともいいます。
思い通りにならないのが当たり前、そう思ってはいても、守られるはずのことが守られていないことにはストレスが溜まります。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。

























コメント