五百回忌兼報恩講終わった~!
例年なら10:30からの結願日中まで、余裕があるのですが、本日は蓮康僧都と蓮周尼の五百回忌法要が9:30にあり、日中は11:00からという変則日程でした。
役員方、お茶や厨房の係のご婦人方も早朝から集合していただき、万全の体制を整えていただきました。
ボクは、ほぼ満堂の本堂での法要で最初の登高座(左画像=コウちゃん撮影)、日中法要で二回目の登高座、しかも作法はすこしづつ違うのですが、なんとかこなし、二座とも滞りなく勤めることができました。
お斎には、特別な法要ということでお赤飯を、参集された約百人のご門徒さん方といっしょにいただきました。午後は、ご門徒方で「正信偈」を同朋唱和しました。
そして、続いて大谷大学名誉教授で、うちの前住職の先輩にあたる鍵主良敬先生にご講話いただきました。
前住職の話では、淡々としゃべる方、だったのですが、身振り手振り、笑いありのヒトトキとなりました。
先生いわく、「前で熱心にうなずきながら聞いていらっしゃる方がいると、つい熱が入ってしまいましてねぇ」と笑っていらっしゃいました。
「「信」とは「こころが澄むことである」と言われたり、「勝れた理解を生む深いこころである」と定義されたりします。ですから、私たちが日常的に用いている占いを「信ずる」とか、理由もわからないのに無理に信じるというような「信」とはまったく違います。それが「悟りのもと」、道(菩提)の元として「信」です」という先生のお言葉を我々はどう受け止めていけるでしょうか? 大きな課題をいただいたように思います。
夕方、後片付けも終わって、役員方とささやかな「お疲れさん会」では、長い一日を振り返り、無事に終わったこと、鍵主先生のお話のことを語りながら、おいしいお酒をいただき、心地よい疲労感を残し全日程を終えました。
役員、諸係の皆さん、ご参詣いただいたご門徒の皆さん、本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
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