Summer time blues 2
<前回からのつづきです>
郡上八幡に到着し、投宿したのは市内メインストリートにある「中島屋」さん。 小さいながらも落ち着いた雰囲気の老舗旅館です。駐車場が二台分しかなくすでに満車で、どうしましょう? と聞いたら「お向かいのJAへどうぞ」と昔ながらの街の信頼関係が生きています。
さて、実は郡上踊りもない平日なので閑散としているだろうと思っていたら、八幡城近くにある城下町プラザで郡上踊りが開催されているとのこと! これがうれしい誤算でした。でも、ネットで事前にいろいろ検索していてもそんな情報はなかったのになぁ~(苦笑)。
というわけで、さっそく城下町プラザへとおでかけ。すると、すでに浴衣を着た人たちが櫓(やぐら)を囲んで踊っていました。
最初は照れくさかったボクらですが、前で踊っている人の真似をしながら「それそれ♪」とばかりに踊ってみました(笑)。旧盆のころの本当の郡上踊りは一晩中行われるとあって、案外おぼえやすい振り付けで、しばらくするとそれなりに(?)踊れました。
だいぶ涼しくなってきたとはいえ、30分ほども踊れば汗がにじんできました。愛息と「おなかすいたね~」と顔を見合わせ、城下町プラザをあとにし、夕食へ。 ほど近い「大八」さんへと足を運んでみました。古い民家づくりの郷土料理店で、鮎やアマゴといった川魚料理もありますが、そこはまだ7歳の愛息と一緒なので、飛騨牛や郡上地鶏を中心にオーダーしました。
生ビールとウーロン茶で、「今日はお疲れ~!」と乾杯。まず出てきたのは飛騨牛のユッケで、愛息は初めてでしたが、一口食べて「パパ、おいしいよ、これ!」と舌鼓。そして、飛騨牛もおいしかったのですが、郡上地鶏のおいしかったこと! さらに、愛息が頼んだご飯とお味噌汁、これが本当においしかったです。店の方いわく、「お米もおいしいけど、やっぱり水がいいからなんですよ」と言われ納得。
おなかいっぱいになって旅館へ帰り、浴衣を着て敷かれたお布団を並べてゆっくり。日頃ベッドで寝ている愛息は、お布団を並べて寝るのがうれしいらしくはしゃいでいましたが、そのうち静かな寝息をたてていました。
翌朝は、温泉ではないですが旅館で朝風呂、そして朝食をおいしくいただき「お世話になりました」と出発。朝一番で目指したのは八幡城です。
お城自体は、昭和8年になって再建されたものですが、その歴史自体は古く、鎌倉時代にまでさかのぼります。しかし、室町~戦国~安土桃山~江戸と時代に翻弄され、その城主も何度も代わっているのですね。山城とあって、天守閣からの眺めが絶品でした。市内を一望でき、市の真ん中を流れる吉田川(長良川の支流)にキラキラと太陽が反射してきれいでした。
八幡城をあとにし、市内散策へ。あちこちに水路があり、昔ながらの街並み、それが観光だけに保存されているのではなくちゃんと人の生活がある、こういう街が好きです。子どもには退屈かもしれないな、とも思いながらも案外いっしょに歩いてても文句言わず、彼なりに楽しんで歩いている愛息。
日本名水百選でもある「宗祇水」をはじめ、街中のいたるところにある水のみ場では「冷たぁい♪」と舌鼓。アイスクリームにも舌鼓(笑)。ちなみにここ岐阜県には、おなじ真宗大谷派の寺院が多く、その多くが大きいのにもびっくり!
お土産もいろいろ買いました。いろんな名産品があるのですが・・・
Summer time blues 3 につづく~(また?/笑)!
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コメント
( ^-^)ノ(* ^-^)ノこんばんわぁ♪
ご住職!早速 続きを拝見しに・・。
;;;;(;・・)ゞウーン でも・・・お二人で 盆踊りも なかなか良い思いでですよね。ヽ(´▽`)/へへっ お水が良い所なのですね~。
おお~~続きは お土産ご紹介かしら!!
投稿: neorin | 2006年8月31日 (木) 22時17分
neorinさん♪楽しんでいただけてうれしいです! 本当に水のきれいなコトに感動しました。側溝の水でさえ透き通るようなきれいさ! お土産は、お土産屋さんより地元のスーパーや個人商店へ行くと本当の良いものが見つかるんでっすよね。
投稿: Kei@住職 | 2006年9月 1日 (金) 12時44分